自由が丘美容室エクリュの映画好きなスタイリストの雨宮です。
意外とご要望の多い映画レビュー記事ですが、今回は邦画の「サバイバルファミリー」という映画をみました。
結構CMとかレンタルの予告とかでやっていて気になっていた作品なので期待値大。
割と僕の映画レビューって理屈っぽいというか、SFとかでもリアルの場合どうだろうとか、色々考えてしまうんですよね
理系頭といいますか・・・
それはさておき映画のレビューをしていきます
公式HP
サバイバルファイミリー公式HP
サバイバルファミリーのあれこれ
あらすじ
鈴木家は、父・義之(小日向文世)、母・光恵(深津絵里)、息子の賢司(泉澤祐希)、娘の結衣(葵わかな)の4人家族
ある朝、目を覚ますと突然全ての電化製品が停止しており、鈴木家だけでなく近所中で同じことが起きていた
さらに電車も車もガスも水道も止まってしまい、家族全員途方に暮れる
そこで義之は、東京から出ようと決断し奥さんの実家の鹿児島まで向かおうとするのだが・・・
自転車を調達したり、食べるために豚を追いかけまわしたり・・・
とこんなあらすじで止めておきますw
サバイバル映画だけど、コミカルな内容。
『ウォーターボーイズ』『ハッピーフライト』などの矢口史靖が原案、脚本、監督
矢口史靖さんといわれてもあまりピンと来ない人も多いでしょうが、作品でいうと「ウォーターボーイズ」とか「ハッピーフライト」をやっている監督さんと聞くとサバイバルファミリーがどういう感じかというのは想像でもなんとなく面白いのが予想はつくのではないでしょうか。
「ある日電気がなくなった」って実はめちゃくちゃヤバい
サバイバルファミリーでは最初はみんなただの停電だと思っていて、ごくごく普通に数日生活を送っているのだが何か普通の停電とは違う事に気づく。
よくよく考えると本当にこの状況はやばい。水道・電気・ガス、ライフラインを全て絶たれるわけですから。
現代人が電気を使わないで生活なんて出来るわけがないのですよ・・・
実際自分もそんな過酷な環境下には置かれたことないから、完全にその状況を味わったことはないけどこの状況をどうやって生活しようかな~って考えながら映画観てましたね。
サバイバルファミリーではコミカルに書かれているけど、この映画の真意は
「こうゆうことが起こらないとも限らないからね。準備はしておきなさいよ」
ていっているように感じた。
サバイバルの基本「水の確保」「火の確保」「食糧の確保」
映画中でも話題に出てきていたが、サバイバルの三原則と言われている最優先ですべき事「水の確保」「食料の確保」「火の確保」というのがある。
映画中でわかる事は、普通の停電ではなく完全に電気が停止すると水道も出ないという事。
水大国日本でも水に対する知識がないと水の確保さえ難しいという・・・・・
水の確保
映画中で出ていたバッテリー補充液を飲むというシーンこれは不純物が入っていない精製水。
飲用ではないものの、これなら飲んでも身体に害はないという。薬局などで売っている希釈用の精製水も同様に飲める。
川の水も映画で飲んでお腹を壊していたが、川の水も実はそのままだと飲めないという事実。一度沸かして消毒したり濾過したりしないと感染症の危険もあるという事らしい。
こうゆうのも家に一つ買っておこうかな・・・・・
食料の確保
人間食べないと生きていけないですよね。映画中では高級時計と米を交換しようとして断られるシーンがありましたが、水も食料もない状況では、高級嗜好品なんて無意味なんですね。当然といえば当然ですが。
話はそれましたが、食料の確保というのは、普段お金をだして食材を買っている人からすると、自然界の何が食べれて、何が毒なのかそんな事も、もはやわからないです。
野草とか、色々食べれる知識とか、調理の方法を知っておく必要がありそうですね。
火の確保
火起こしって小さい頃挑戦した事ある人もいるのではないかとおもいますが。僕は成功したことがないです。
映画中でもお父さんは苦戦していましたが、実は相当難易度高いんです。
僕の知ってる知識だとサバイバル用に火打石があるのは知っている。
一から原始的な事から始めずに、いかに準備をしておくかでいい気がする。
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サバイバルファミリーは防災意識が低くなってきた今すごく心に響く映画だった
東北の震災をはじめ、熊本とか震災が多くある日本ですが、実際日に日に報道が少なくなるにつれて普段生活をしていると防災意識というのは薄れていってしまいます。僕自身防災意識はゼロと言ってもいいくらいない。。
そんななかでサバイバルファミリーを見ることでもう一度防災意識を高めるキッカケになる映画となればいいなと思う。
(普通に家族で見て面白い映画です)