こんにちわ「髪を切って写真を撮る人」あめちゃん(@amedia_online)です。
劇場公開前は情報番組の番宣などでは、「メッセージ」の飛行物体がばかうけ似ていると話題になっていた映画です。(確かスッキリかな?)忘れていましたけど最近TSUTAYAでレンタル開始したのでさっそくみました。感想やら、マニアックな妄想を込で書いていきますw
メッセージ(Arrival)の原作は「あなたの人生の物語」
テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を基にエリック・ハイセラーが脚本を執筆し、ドゥニ・ヴィルヌーヴが監督を務めた2016年のアメリカ合衆国のSFドラマ映画。
なんだあなたの人生の物語の表紙もメッセージと同じになってるのかな?というか刷り直して映画のメッセージに合わせたと思われます。前の表紙と思われる画像がちらほら転がっていました。
あらすじ
突然地球に舞い降りた12の謎の飛行物体(バカウケに似ているw)アメリカ軍のウィーバー大佐は知的生命体とコミュニケーションを取るため言語学者ルイーズを招聘することに。
ルイーズは飛行体近くに位置するモンタナ米軍キャンプに趣き、生物学者イアン・ドネリーと共に言語解読に挑みます。異様な形の中に入りエイリアンと対峙し「ヘプタポッド」という名前を付け。
エイリアンは襲ってくるわけでもなく、人間はコミニケーションを取ろうとするのですが、うまくいきません。
あることをきっかけで、エイリアンは円状の何かを発信するのだが、ルイーズはそれが彼らの言語であることに気づき解析を始める・・・・

宇宙人のヘプタポッドって何?

そうこのアンバランスな宇宙人の名前を人間が勝手につけた名前。
でもそもそもエイリアンとか、SF映画で「○○って~」いきなり初対面の生命体に対して名前を呼んでいることがあるので、よく考えれば人間が勝手に付けると言うのが一番リアリティがあるといえばそんな気がする。
「ヘプタポッド(七本脚)」という意味。
その二人(?)に「アボットとコステロ」と名付けます。
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宇宙人の「文字の理解」というのが内容の異色SF
メッセージの中で宇宙人が使う文字は普段人間が使っている文字とは違うらしい。表義文字(セマグラム)というらしい。
表義文字と表音文字について
- 表義文字
表意文字というのは、文字の1つひとつに意味があり、数字や漢字、絵文字などがそれに当たる。 - 表音文字
ひらがなやカタカナ、アルファベットなどは文字の1つひとつが音節を表し、組み合わせによって意味を成す
表義文字なんていう言葉はメッセージで初めて知ることになった言葉なので興味津々です。
ヘプタポッドの円形文字が素敵すぎる
円形の表義文字が美しすぎて見入ってしまた。ビジュアル的に素敵。
なんでこんなにこの文字が心に残るのだろうと思ったらこんな記事を見つけた。
来日時のイベントで「実は、日本のデザイン、筆や禅的なものに影響を受けているんだ。ヘプタポッドに強い存在感を抱いていて、僕にとってそれは禅に通じるものだったから」と明かしている。
http://eiga.com//20170525/11/より引用
多分この感覚が日本人には突き刺さるのか。筆や禅。墨で書いたような色やにじみ具合。ハリウッド映画なのに文字にワビサビを感じます。
円形の文字の解析が面白い

円の色々な部分にうにょうにょ出てる所に意味がありそれを解析して、データベースみたいなものを作り会話を成立させていく感じがとっても面白い。全くの未知の言語と、コミニケーションを取れない相手との意思疎通。
近い将来絶対にそんな時が来るはず。(宇宙人が襲来してw)
最後はちょこっとSF映画らしい終わり方
流石にさいごまでネタバレはしませんけど、SF映画でまとめるには、そんな方向だよねって感じの方向性かもしれません。最後が嫌いとかはなく。おさまりよく終わった印象。
まとめ
個人的には異色のSF映画なのでとても面白い。この世界観というのが好き(文字とか。)で辞書でもほしいなって思っちゃいました。w
新しい切り口で新鮮なSF映画としてみれます。おすすめです♪
アマゾンのレンタルでも出ていますね♪お近くにレンタル屋さんが無い方はこちらでも見れますよ。
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