こんにちわ「髪を切って写真を撮る人」あめちゃん(@amedia_online)です。
ポートレート撮影で多重露光とか、スローシャッターで撮影する事が少なかったのですが、使ってみる事になったので記録として残していこうかなと思います。
今回はジャズドラマーの友人から撮影依頼を貰ったので、少し普通のポートレートとは違う感じにアーティストっぽく撮影をしたいという事でした。
多重露光でポートレート撮影

多重露光とは、1コマの中に複数の画像を重ね写し込むこと。一枚の写真で数回シャッターを押すことで完成します。富士フイルムは2回シャッターを押して撮影をします。(設定で枚数変更できるのかな・・・?)普段とは違った写真を撮ることができるので面白いです。
CDのジャケットを参考に顔だけぶれた写真を撮りたいという話を頂いて、最初はスローシャッターを使って撮影をしようと思いましたが、体をブラさないで顔だけ動かすのはスローシャッターだとかなり厳しいとおもいますので多重露光にしました。
多重露光撮影のポイント

僕はX-T2なので物理ダイヤルの四角が二つ重なっているアイコンが多重露光のモードです。物理ダイヤルのない機種はドライブモード(連写とかブラケット撮影とか)の中に一緒に入っていると思いますので見つからない場合ははそこを探してみてください。
この写真の場合成功の鍵は出来る限り体はぶれないようにする事!!!
何度かトライをして成功のポイントはこれでした。首を動かすのが前提なので、全身がブレブレになってしまうと、写真に締りが無くなってしまいます。
どこかに締りを作るためにも体は出来る限りぶれないようにすることに気を付けて撮影をしました。
多重露光はシャッタースピードは通常の撮影と同じなので、モデルさんへの負担は少ないです(動かないでというやつ・・・w)
スローシャッターを使ってポートレート

スローシャッターの写真は個人的に好きなので。もっとこういう写真を沢山とっていきたいなって思っているのですが、モデルさんだけ止まってほかが流れている写真は流動感があってかっこいい写真になります。
スローシャッターはシャッタースピードをあえて遅くして撮影する方法で、夜は比較的やりやすいのですが、昼にスローシャッター撮影をしようと思うと、NDフィルターというのが絶対に必要になります。
スローシャッターの撮影ポイント
一応この写真に限りの設定の話でお話をしていきます。撮影で気をつけたポイント
- シャッタースピードは1/4~1/8SS位をを目安に設定をしたい。
- モデルさんの止まっていてもらう努力
- NDフィルターの番手について
シャッタースピードは1秒くらいに長くなってしまうと、人が消えてしまったり、逆に全然ながれてなかったりします。
体感的に1/4秒~1/8秒くらいが、ほどよく流れてかっこいいかんじに撮影をできるのではないかなとおもいました。
昼のスローシャッターはNDフィルターがないと無理。
これは一度試してもらうとわかると思うのですが、お昼にシャッタースピードを遅くすると取り込む光の量が多くなってしまって画面が真っ白になってしまいます。
シャッタースピードをカメラ本体で出来るだけ下げれるものは、f値とISO感度です。
- f値の数字を大きくすると、光の取り込む量が減りますのでシャッタースピードを遅くできます。
- ISO感度の値を小さい数字にすると、シャッタースピードを遅くすることができます。
この二つを使っても日中のスローシャッターは白くなていまします。
そこで登場するのがNDフィルターというレンズのサングラスみたいなものを使って減光させていきます。うえの画像見たなやつ。
ND4・ND8・ND16・ND1000 とか数字がたくさんあってその数字の分だけ、シャッタースピードを1/4・1/8・1/16にしてくれます。NDフィルターについての説明はケンコートキナーのHPを見るとわかりやすいです。
今回の撮影をするのに手持ちがND4しか持ち合わせていなくての撮影でしたが。かなり無理した設定でさつえいをしたので、も少し番手の高いNDなどの方が扱いが楽だと思いますよ。
よかったらNDフィルターを使った撮影もためしてみてください。
まとめ
めずらしく変わったことをしてみましたがいろいろと幅が広がったなと感じる撮影になりました。お昼のスローシャッターってカッコいいので、もっと活用できるように番手の大きいNDフィルターをメインレンズ用に買おうか検討中です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
良かったら、梅雨時期なのでこちらの記事も見ていってください。
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