こんにちわ「髪を切って写真を撮る人」あめちゃん(@amedia_online)です。
中華ブランドの七工匠の7artisans25㎜f1.8は低価格のMFレンズを色々なマウントで出しているブランド。中華ブランドだから、安かろう悪かろうという感じのイメージを持って友人からお借りしたのですが。(借りておいて失礼)
変な先入観をもって本当に申し訳ない。
というしかないくらいよく映るレンズだったので使用感などを書いていこうと思います。
七工匠7artisans25㎜f1.8のスペックや外観
七工匠7artisans25㎜f1.8はX-T3につけてみるとこんな感じ。X-T3のブラックなボディにつけてみると、シルバーがちょっと目立つ。
レンズ自体はかなり小型なので、カバンにつけたまましまうこともできそうです。
シルバーボディがあるタイプで使うほうがなじみはいいが色は二色あるので黒もよいです。

焦点距離 | 25mm(35mm判換算 [38mm相当]) |
フォーカス | MF(マニュアルフォーカス) |
最短撮影距離 | 0.18m |
絞り羽根 | 12枚 |
絞り | F1.8-F16 |
フィルター径 | 46mm |
対応撮像画面サイズ | APS-C |
サイズ | 60mm×37mm |
レンズ構成 | 5群7枚 |
質量 | 約150g |
焦点距離25㎜はAPS-Cのレンズだと珍しい焦点距離な気がします。換算38㎜になるので、XF23㎜シリーズの様な感覚で使うことができそうです。純正のXマウントでも25㎜という焦点距離はないのである意味かぶらないのでよい。
僕個人的には、マイクフォローサーズユーザーでもあるため25㎜という焦点距離は比較的よくめにする。(焦点距離が二倍で換算50㎜になるため)
最短撮影距離が0.18mというのがこれまたすごい。MFレンズは比較的寄れないレンズが多い中なかなかによれる。と思ったらレンズの形状をみたらマクロレンズなどでよく見るレンズが中に入り込んでいる仕様になっているので、これは表記では書いていないがマクロレンズみたいなものなのだろうか・・・(実際レンズにHD・MC)ってかいてあったりする。
重さにかんしても素材はアルミ合金でできているので、プラスチックな安いっぽい感じはないのに、150gぐらいと軽いのもとてもいいポイントです。
色はブラックと、シルバーの二種類
今回借りているのはシルバーの色。シルバーの質感は、ギラギラしているというよりはマットな印象の、シルバーです。文字はややグレーな色味をしていて、銅鏡の色になじんでいる。
この文字色なのですが、本体の光り具合によっては少し見ずらい場合もある。文字色が白とか黒とかはっきりわかりやすい色の方がよいかなと感じた。
逆に黒バージョンは文字色が白なので、視認性は良好そうです。
絞りリングとピントリングの動作について
絞りリングはクリック感のない無段階式というのが公式HPでも書かれていて、動画撮影に適しているそうです。とりあえずどんなもんか動画にしたので参考になればと思います。
スススーと絞りが回ってしまうのは動画では、メリットとなりますが、なんとなくこのf値というのがわかりずらいので、静止画をメインの人だと、ちょっと扱いづらいかなという気もします。
むしろ、レンズの表記を見ながら合わせないとどのf値になっているかわからないという感じなのが、ちょっと不便には感じた。
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七工匠7artisans25㎜f1.8富士フイルム用作例
記事の冒頭にも言ったのですが、正直一万円そこそこの中華レンズでここまでよく写るとは本当に思ってもみなかったというのが、率直な感想です。七工匠というブランドのレンズを本当に甘く見ていました。
というわけで作例を貼っていきます。
マクロ作例
最短撮影距離が0.18mとなっているので、とにかくマクロ性能が高いのがこのレンズの特徴になっています。最大撮影倍率は記載がないのですが、どのくらいでしょうか。
どこまでよれるかなとやってみたらここまで寄ることができました。最短撮影で、f値開放での撮影です。
ピント面はしっかりと、解像していながら柔らかいボケをしていますね。ボケの感じもザワザワせずいい感じですね。
少し絞って使うとマクロ撮影では使いやすくなりますね。
さらに絞って撮影してみました。MFレンズで電子接点がないので、Exif情報がありません。f値や、シャッタスピードなどが残らないので、正確な数値がでないのはしょうがないところです。
真っ白い被写体のハイライトに関してはちょっと滲む感じはあって、そこだめもうちょっと粘ってほしいなと思うけど、それは少々よくばりすぎか。
スナップ作例
とにかく日常をどんどん撮影していってみます。
さっきの白い被写体とはちがって白トビしがちな、ハイライトは思ったより、耐えてくれるという印象。ほほう。
先頭の画用紙の汽車の紙の質感も表現できています。
このれんずはかなり周辺減光します。これは好みが分かれるところですが、なかなか現行のレンズでは少ないので、貴重な存在です。あと後ろのボケがややグルグルボケみたいになりましたね。被写体の状況によってあらわれたり現れなかったりという感じでしょうか。
これもすごい立体感がでましたね。このレンズ本当に一万円なのでしょうか‥‥
MFなので、ガチピンにならない事も多くてそれも味ですが、しっかりとピントが来た時の解像感はなかなか目をみはるものがあるなと。このカーズのレジャーシートの質感にはびっくりしました。
これで一万円くらいだと?コスパが高すぎるレンズだと感じました。
今回は七工匠というブランドが気になったので、レンズをお借りして試させてもらったのですが、中華レンズの性能おそるべし・・・
もちろんお値段なりな部分もなくはないのですが、それを上回る圧倒的なコスパが良い感は欲しくなってしまう所。
MFレンズを欲しいけど、オールドレンズだとアダプターとか揃えたりが大変だったり、焦点距離的に25㎜くらいのこうかくは数がすくなかったりします。(オールドレンズの広角は数が少なくてちょっと高め)
それを考えると、7artisans25㎜f1.8は焦点距離が換算38㎜で比較的に使いやすく良い選択肢になると思いました。

七工匠の富士フイルム用レンズ
7artisansの富士フイルム用をピックアップしてみました。今回お借りした、7artisans25㎜f1.8以外もかなりリーズナブルなお値段のレンズばかりです。
今回こんなけの描写性能を持っているとわかったので他の焦点距離のレンズも期待値があがってしまいますね。
7artisans 7.5mm F2.8
フィッシュアイレンズは富士純正Xマウントではないので、気になる人も多いはず・・
7artisans25㎜f1.8
今回借りたレンズ。とても使いやすくて程よいf値。
7artisans 35mm f1.2
標準レンズど真ん中で、f1.2は結構ほしい人もおおいのでは?
7artisans 55mm f/1.4
中望遠域のf1.4も捨てがたい・・・