どうも二眼レフ好きなあめちゃんです。
先日またなにやら、新しい二眼レフカメラをゲットしました。東京光学 通称TOKO(トーコー)のプリモフレックスのⅣaという型の国産二眼レフです。ジャンクで買ったのですが機能自体はぜんぶ生きていたのでレンズとかカビをとったり清掃整備をしたらとても快調に動作していますw
プリモフレックスⅣAの特徴
東京光学のプリモフレックスといわれると認知度が低そうですが、レンズで言うとトプコールというレンズを出しているメーカーです。現在ではトプコンという社名になっていますがカメラ事業からは撤退しています
プリモフレックス自体普及機より上の中級機という感じで展開をしていたようなので基本的な機能は揃っていて、随所に拘ってつくられています。プリモフレックスⅣAの特徴で言うとこんな感じ
- TOKO独自のスクリーン トーコーブライトで明るくて見やすい
- ピントルーペの遮光性が高いので視認性が良い
- 蓋にロック機構がある
- スタートマーク合わせセミオートマット
- 多重露光防止機構(多重露光もできる)
- シンクロターミナルがボディ側面にある
- シャッタースピードは1/300
- トリプレットだけど評判がいいレンズ
【作例】プリモフレックスⅣaのレンズは評判がい良いらしい、噂の実力はいかに・・・
プリモフレックスⅣAはレンズが3群3枚のトリプレットと呼ばれる構成になっています。古めの機種とか廉価版に使われることが多いのでできたら3群4枚のテッサ―タイプの二眼レフの方が上位互換でよいのですが・・・
という前置きもありつつなのですが、プリモフレックスⅣAはトリプレットだけど結構評判がいいというのを聞いて買ってみたというわけです。
とりあえず自家現像で即日みれるのでモノクロフィルムでファーストロールを撮ってきました。フィルムはイルフォードのXP2です。XP2はカラーネガ現像できるモノクロフィルムなのですが、モノクロ現像でできそうなレシピをみつけたのでやってみてました。
多重露光 防止機構(多重露光することはできる)があるのになぜか多重露光になってしまった最初の一枚
曇り空と花という組み合わせになってしまいましたね
この日は晴天なのにISO400のフィルムをいれてしまっているのでシャッタースピードが1/300までのプリモフレックスⅣAにはなかなか厳しい状況なので、色こいレッドフィルターを使ってコントラストを付けながら使いました。(弊害でシャッタースピードも落ちる)
なるほどなるほど、結構立体感がでます
こちらも自転車の金属のスポークの質感とか、籠の細かい質感も良く表現できていそうです。葉っぱもかなり緻密な描写をしていると思います。もしかしてプリモフレックスなかなかやるのではないでしょうか????w
自由が丘にあるピーコックというスーパーが50年くらい営業していたのですが近々改装で立て替えになるので記録としてとっておいた。フィルター無しになるともちろん素直な感じになるフィルターワークは面白い
ここから先は夕方の時間でかなりくらくなってきている時間帯に撮影しました。
夕方でかなり暗くなってきているので開放近くで撮影しています。中心の解像度はなかなかよくてじょうろの立体感がすごくでています。トリプレット(三枚玉)なのですが開放でも周辺の崩れは僕の持っているYashicaflex NewB よりも比較的少ない気もします。
まとめ
一本目はとりあえずのチェックで急ぎ足で、通勤の途中に撮りきったので暗がりのなかなのでなかなかアンダーな写真も多くなってしまった。
ただPrimoflex IVAはなかなか立体感のある描写をしてくれてるような気もする。トリプレットなのですが周辺の像が崩れにくいきがしますね。
多分よさそうです多分(笑)
もうこの記事を書いているときには2本目は撮り終わってるのでまた報告します。