[作例・レビュー]tokina af 400mmf5.6 sd at-x(Kマウント) |フィルム時代の超望遠単焦点レンズを令和に使う

どうもあめちゃんです

NikonZのメイン超望遠レンズNIKKOR Z 180-600MM F/5.6-6.3 VRを夏終わりくらいに手放して(Leicaのレンズの軍資金で)、一旦野鳥撮影は休憩でもいいかなぁなんて思っていたんですが、やっぱりやりたくなってPENTAXのKマウントで色々さがしてみて、お手頃な価格で買えそうなTokinaの超望遠レンズを購入しました

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tokina af 400mmf5.6 sd at-x

KenkoTokinaのHPのアーカイブページを読むと、汎用超望遠レンズとして、AFに有利なIF(インターナルフォーカス)として再設計したものが、AT-X400AF(400mm F5.6)とあります。

超望遠レンズの設計に使用するSD(超低分散ガラス)はコスト面から1枚としました。価格も実販価格で5万円前後で販売出来る事。標準小売価格は¥68,000。価格の割には描写性能が良く、結構コンスタントに売れていた機種らしいです

2024年(2025)現在 僕はPENTAX Kマウント用に1万くらいで買いました。 フルサイズ対応です 中古市場価格はみている感じ8000〜15000くらいの間そうですね。 超望遠の単焦点にしては破格プライスですねw

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かなり小型な超望遠AF単焦点レンズ

tokina af 400mmf5.6 sd は、f5.6と控え目なF値なこともあってかなりコンパクトなレンズだと思います。超望遠単といえば大砲レンズが多い中でこのサイズで400mmは選ぶメリットになりそうです。しかもAFレンズです!

今まではA 645 300mmF4☆をKマウントに付けて使っていたのでAFというだけでもかなりありがたい


サイズは、NikonでいうとAF-S NIKKOR 70-200F4 VR なんかとにた感じのサイズ感でしょうか。

一応もうしわけ程度に、三脚座はついています。赤文字のSDは超低分散ガラスを使用している証らし

い フードはゆるゆるで、下にするとカチカチうるさいのはまぁしょうがない。古いレンズに現代のレンズにあるような仕上がりは求めていないのでそのへんは折り合いをつけて使っている

デジタルでの作例 PENTAX K-5ⅱs(APS-C機) 

レンズはフィルム時代なのでフルサイズ対応ですが、使用カメラはPENTAXK-5ⅱsというAPS-C機なので400mmが換算600mmf5.6とさらに望遠域で使っています。

野良猫のあくびを4mくらいのところから、ひげの感じ、猫の毛の描写力はなかなかよい

古いレンズですけど、ここまで動物の毛の質感を描写できればいいんじゃないでしょうか。

tokina af 400mmf5.6 sd at-xで野鳥撮影

紅葉とコゲラちゃんです。 PENTAXのおかげなのか、このレンズのおかげなのか、ヌケがよくって色乗りも良いので野鳥本来の色に近い感じでとれているなぁと。 PENTAXとこのレンズは比較的相性がいいかもしれませんね

解像感は悪くないが軸上色収差がひどい

tokina af 400mmf5.6 sd at-xはフィルム時代の古いレンズなので、パープルフリンジがかなりでます。上の写真はかなりわかりやすくでました。 グリーンの軸上色収差もよくでます。 

でも、RAW現像で収差の補正は僕の使っているSILKYPIXとかだと比較的簡単にできるので撮って出しベースでさえ撮影しなければなんとかなっています

上の作例写真たちは収差補正をかけたものがおおいです。そうすると絵がかなりスッキリしますね

想定よりもずっと良い描写力で意外とデジタル機でも実用可能範囲

NikonZの断捨離からしょうがなく使い始めたtokina af 400mmf5.6 sd at-xですが上手に使ってあげれば意外と悪くないというか意外と抜けの良い描写をしてくれて良い感じなんです

軸上色収差がよくでてしまうのとAFは別にそこまで早くはないしちょっとお馬鹿だけどPENTAXのお手軽野鳥撮影とは、使い方しだいでいでは十分望遠レンズとして活躍してくれることでしょう(いい望遠レンズほしいですがww)

国産中判フィルム写真展 の写真集「34photogs×34cameras」をbaseにて通信販売をしております。中判フィルムの参加者の愛機を紹介するとともに、多種多様な中判フィルム機の作品が見れます

中判カメラを初めてみたいなという方、ブローニー大好きという方是非この機会にお手に取っていただけたら嬉しいです

 

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tokina af 400mmf5.6 sd at-x
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