機械式シャッター SRT 101ブラックペイントを買いまして|レビュー

どうもあめちゃんです。

こないだの中古カメラ市のジャンクコーナーからミノルタの SRT101のブラックペイント をやすくゲットしてきました。 SRT101 というと、中古カメラ屋さんなんかに良くいく人だと知っているかもですがジャンクコーナーに1000円とか500円で放り込まれているのをよく見るカメラで特にシルバーは非常によく見ますw

一応ジャンクで買ったので、ちょっとメンテナンスして試写をしてみました。

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大衆機(普及機)が好きでちょっと前から欲しかったSRT101

これは完全に僕の趣味的思考なんで共感はあまり得られなさそうな気もしますけど、プロ機みたいなもいいんですけど当時一般庶民にバカ売れした機種みたいな所が結構惹かれるものがあるんですよ

その大衆機のブラックペイント版となると妙に輝いて見えるんですよw

そんな事いいはじめて細々集めていたら中判のマミヤ645以外は集まってしまったんですけどね・・・(マミヤ645 1000s欲しい) 

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SRT101 ブラックペイント

ブラックペイントボディは剥げてくると地の真鍮が見えてきて非常に味が出てくるので格好いいんですよね・・・

黒の艶感もたまらないです。

ライカとかのオリジナルブラックペイントとかになると何十万とか数百万とか途方もない金額になってしまうわけなので・・・うん買えませんよね・・・普通に。

SR-T 101のブラックペイントという多少レアという感じではあるもののSR-T101が元からその辺に転がっている機種なわけで全く高くないのです。多分ですけども、一番安いブラックペイント機なんじゃないかなぁと・・・

それでも一応ブラックペイントになっているので僕のSRT 101も真鍮が剥げていい感じに味が出てきていて十分にブラックペイントらしさというのは楽しむことができています

ザ・プアマンズブラックペイントカメラ》という命名が似合う感じですよねw

といって馬鹿にしているわけではないんですよ、結構この感じがすきなんです大衆機でバカ売れしたカメラのちょっとだけレア版なんていいじゃないですか

SRT 101はユージン・スミスも使っていたそう

今ちょうど映画になっているユージン・スミスの映画「MINAMATA」でもSR-T 101のブラックがちょうど使われています。

日本に来日した際にライカが盗難にあい、Minoltaが機材を提供したという経緯があるそうです。

MinoltaSRT 101の機能面について

形式35mmフィルム一眼レフカメラ
シャッター B、1秒~1/1000秒 機械式
横走り布幕フォーカルプレーンシャッター
露出計 TTL開放測光 CdS受光素子 追針式、上下二分割のCLC測光
対応レンズ ミノルタMCロッコール、MDロッコール
電池 MR9水銀電池
発売年 1966年

Minoltaのフィルムカメラは基本電子式シャッターのカメラが多い中で唯一SRシリーズが機械式シャッターになっているので人気があります。

SRT 101は、「フルマニュアル機・露出計(上下二分割のCLC測光)・開放測光」という基本的なポイントは抑えていて非常に使いやすいカメラです。

SRT101の特徴でいうと、上下二分割の測光を初めて搭載機種で、空と地上とでちょうどバランスをとってくれるような露出計になっています(きっちり稼働していればですがw)

露出計は追伸式ですので、ファインダー内の針を合わせるだけなので見やすいです。

【作例】 SRT 101 MC ROKKOR 55mmF1.7 ファーストロール(期限切れフィルム)

ファーストロールはとりあえず機構とか色々が使える状態化をチェックする意味もあるので期限切れフィルムでチェックです。色味はあれでっすが、現像から返ってきたのでのせてみます。

SR-T 101 ブラックペイント
MC ROKKOR 55mmF1.7

光が入ってくる室内ですが、露出を引っ張られることなく撮れていますね。以前もMinoltaのフィルムカメラ使っていたんですけど、ROKKORレンズって柔らかくていいんですよね。ギチギチしてないというか。

SR-T 101 ブラックペイント
MC ROKKOR 55mmF1.7

SR-T 101 ブラックペイント
MC ROKKOR 55mmF1.7
SR-T 101 ブラックペイント
MC ROKKOR 55mmF1.7

SR-T 101 ブラックペイント
MC ROKKOR 55mmF1.7
SR-T 101 ブラックペイント
MC ROKKOR 55mmF1.7
SR-T 101 ブラックペイント
MC ROKKOR 55mmF1.7

SR-T 101 ブラックペイント
MC ROKKOR 55mmF1.7
SR-T 101 ブラックペイント
MC ROKKOR 55mmF1.7
SR-T 101 ブラックペイント
MC ROKKOR 55mmF1.7
SR-T 101 ブラックペイント
MC ROKKOR 55mmF1.7
SR-T 101 ブラックペイント
MC ROKKOR 55mmF1.7

上下二分割のCLC測光が完全に活躍してそうな気もしますw空と地上を撮ったときにちょうどバランスよく露出を撮ってくれるそうなんですが。まぁそれが生きていいてこうなったのか?まぐれか・・・というのはあるのですが

SR-T 101 ブラックペイント
MC ROKKOR 55mmF1.7

とりあえずファーストロールがおわりましたが思ったよりもシャッタースピードはしっかりしてそう(露出大外ししていない)し、露出計も使えそうな感じでよかった

そして普通にMC ROKKOR 55mmF1.7の写りが気に入ってしまった感がある いいよねMinolta

SRT101のブラックペイントを大事には育てていこうかなと

なんでしょうねこの高級感な所有欲があるわけではないのになんか愛おしい感じ

僕の場合なんかだと国産二眼レフのYashicaFlexが大好きで使っているわけなんですけども、同じ匂いがするんですよね

SRT101自体は、冒頭にも言ったとおり機械式シャッターで修理ができるし露出計も入っているので結構普通に使いやすいカメラなので初心者の人なんかにもすごくおすすめですよ(やすいですし)

普通に気に入ってしまったのでブラックペイントを愛でて育てていこうかなと思っています

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中判カメラを初めてみたいなという方、ブローニー大好きという方是非この機会にお手に取っていただけたら嬉しいです

 

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