どうもあめちゃんです!
最近中華レンズ界隈で話題になっている LIGHT LENS LAB(ライトレンズラボ)さんのレンズです。
友人からレンズをお借りしたのでせっかくなので記事にしていきます
ELCANとは?
ELCANについては、僕は全然くわしくはないのでマップカメラさんの記事から引用をさせていただきます
エルカン(ELCAN)とは、1970年代にアメリカ軍に納入された軍用モデル『KE-7A』へ供給されたレンズの名称です。名前の『ELCAN』はライツカナダ社(ERNST LEITZ CANADA)の略称から付けられており、その生産数はわずか550本ほど。一見するとズミクロンベースと思われがちですが、このエルカンは光学系が専用設計された別物であり、4群4枚のエルノスター型が採用されている珍しいレンズになります。
https://news.mapcamera.com/k4l/50mm_f2_syu-elcan/
周ELCANの外観など
周ELCANは50mmではあまり見ないくらい薄いのはやはり軍での携帯性も考慮していたのだろうか?とかコンパクトなレンズへの妄想が膨らむ
レンジファインダーレンズの35mmのサイズ感とちょうど同じくらいなのでSnapにはとても持ち出しやすいです
この写真をみて気がついた人もいるかもしれませんが周ELCANは絞りリングがライカレンズとは逆向きです。軍用使用だけ絞りの向きをかえたんでしょうか? 慣れていないので結構やりにくさがありますw
フォーカスレバーがあるのでピント操作は非常にやりやすいとおもいます。
フードはこんな感じです。オリジナルエルカンのフードもこんなかんじなのかな? オリジナルを拝むことが無いレンズなので全てが未知なのですよねw
Leica M10-P 周ELCANの作例
近所を散歩してパシャパシャとっております
50mmF2といえば、Leicaレンズにもズミクロンがいますし、先代のズマール、ズミタールといますその中でのエルカンと呼ばれれる特殊な立ち位置なレンズになるわけですが オリジナルは到底買えませんし気になっていた人には周エルカンは良い選択肢かもしれません
というわけでとってみると、驚きました。とてもよく写るじゃないですかw 意外にも端正な写りをします
窓枠の感じも金属の質感なんかとても良い感じです
玉ボケが盛大に出る所で撮ってみましたがどうでしょう?Leicaユーザーだと背景のボケがとろとろじゃなきゃ嫌って人も少ないように思いますけど
玉ボケも綺麗ですよね。
今度は遠めで撮ってみます。
線が細かいというか割りと繊細な描写をする気がします 遠めの細かい所まで描写しています
かと思ったら、周辺部は結構崩れますね。多分この写真は開放付近ですが滲んで崩れている感じがズマールとかに少し近い感じがします。あまりに優等生レンズでは面白くないので個人的には好きです
『よくうつり、そこそこ癖もある』
というのが周エルカンの描写なのかもしれません
周ELCANは色乗りは比較的あっさりめかなと思います。新しめのライカレンズのほうがこってりのる感じかな?と思います
デジタルMで背面液晶が使えない事がある
LeicaM10-Pで背面液晶で撮ろうとすると『レンズが装着されていません』的なメーッセージがでてました。このメッセージが出る時はいつもLeicaスクリューマウントL39で切り欠きのあるLMリングを使った時にでるメッセージなのでMマウントでもでるのはなんなのでしょうか?LeicaM10-Pで背面液晶で撮ろうとすると『レンズが装着されていません』的なメーッセージがでてました。このメッセージが出る時はいつもLeicaスクリューマウントL39で切り欠きのあるLMリングを使った時にでるメッセージなのでMマウントでもでるのはなんなのでしょうか?
フィルムカメラか背面液晶を使わなければもんだいはないですが個体差とかであって欲しいな・・・
借りた友人はフィルムライカのみなので問題はないはず。デジタルの場合は個体差・・・???
良いレンズ
という感じでせっかくレンズを貸していただいたので作例がてら撮ってみました。LIGHT LENS LAB(ライトレンズラボ)さんのレンズって初めてだったんですけどビルドクォリティめっちゃ高くてびっくりしますよね
伝説のレンズを使えるというだけでなくコンパクトで切れのある描写をするレンズで普通によいものですねこれは・・・