こんにちわ「髪を切って写真を撮る人」あめちゃん(@amedia_online)です。
ライカでストロボを使いたいななんてことがたまにあるのですが、ライカ純正のストロボは異常に高いし導入はできないかなぁなんて思っていました。現在はメインマウントで富士フイルムも使用していてそちらではストロボのシステムは持って普段から使用をしています。
ふとした拍子に、富士フイルムのストロボをつけてみたら意外と動作したのでこれはいいじゃんとなったというお話。
注意事項
もちろんなのですが、本来は純正品を推奨されています。非推奨な組みあわせでの使用になりますので、あらかじめご了承してください。一切の責任は負いかねますので自己責任でお試しください。
なお今回は、富士フイルム用を使用しています。他のマウント用は持っていないので、使用の判断は自己責任でお願いします。
まずライカ純正のストロボ事情
もちろんライカにも純正のストロボがラインナップにあります。
- ライカ フラッシュ SF64(ストロボ) ¥95,700
- ライカ フラッシュ SF40(ストロボ) ¥56,100
- ライカフラシュSF26 (ストロボ) ¥72,492
- ライカリモートコントロールユニットSF C1
という感じでガイドナンバーの大小二つとコンパクトなやつの3つがあります。それにオフストロボをするためのコントロールユニットがラインナップされています。
ただ、めちゃくちゃ高いんですよ…
合わせて買うと非常にお値段がします。ライカはアクセサリーも高いんですよね。
なのでなかなか買えないのです。
というわけで普段使っている富士フイルムの用のNissinのストロボを使ってみるよという事になったのです。
クリップオンでM(マニュアル)なら、大体どのストロボも使えるっぽい
まずホットシューの上につけてクリップオンストロボとして使う場合は、TTL(自動調光)モードはつかえませんが、マニュアルでの操作では、他社のマウント用でも使えるようです。
もちろん富士フイルム用のストロボをライカのホットシューにつけてのMモードでの撮影は可能でした。ニッシン以外でもGODOX やYONGNUOでも作動しているよというのは友人などからは聞いています。
LeicaM10のストロボ関係の性能に関して
LeicaM10の公式のテクニカルデータによるとフラッシュに関する記述はこんな感じ。ライカはあまり細かい記述が少ないので公式で配布されているPDFから引用してきました。
フラッシュユニットの接続 | 制御接点と中央接点を備えたアクセサリーシューに接続 |
発光のタイミング | 先幕シンクロ、後幕シンクロ |
フラッシュ同調速度 | 1/180秒( )これより遅いシャッタースピードでのフラッシュ撮影も可能。ハイスピードシンクロ機能に対応 したフラッシュユニット使用時にこれより速いシャッタースピードに設定された場合は、自動的にハイスピード シンクロ撮影に切り換わる |
調光方式 | 撮影直前にプリ発光を行う、TTL調光、中央重点測光
(ライカフラッシュユニット(SF40, SF64, SF26)、またはSCA-3502-M5アダプターとシステム互換性のあるフラッ |
調光素子 | 本体下部にある2つのシリコンフォトダイオードと集光レンズ 調光補正 ±3の範囲で1/3EVステップ |
調光補正 | ±3の範囲で1/3EVステップ |
フラッシュモード表示 | (ビューファインダーのみ)フラッシュマークのLEDを表示 |
Nissinのストロボ+air1(富士フイルム用)でオフストロボ出来ちゃったので報告
現在富士フイルムで使用しているのは、日本製のストロボで有名なニッシンという会社の「Di700A +air1(ワイヤレストリガー)」というのを使っている。現在は、トリガーのair1は生産終了しているので、air10sという最新版がおすすめです。
- TTLでは発光しなかった
- Mモードでは普通に使えました
- ペアリングは富士フイルムのままで再設定の必要はなかった
ライカでオフストロボを使いながら撮影してみました。ライカはオートWBがかなり不安定で黄色い電球はかなり苦手でしたが、ストロボで丁度よいWBを作ることができるのでかなり重宝しています。なので意外と室内で使えると便利だなと思っています。
今回富士フイルム用でオフストロボ発光できましたが、ニッシンの他のマウント用の場合や例えばゴドックスなどのワイヤレスシステムなどでできるのかは全くの未知です。試して報告をコメント等いただければ追記させていただきたいのでよろしくお願いいたします。
ニッシンのNikonマウントでは、発光できたという記事は以前読んだことがあるのでたぶんできそうみたいです。
動画のほうがわかりやすいのでつくりました
最近は動画を作るのにはまっていたりします。ストロボの発光しているしていないのは確実に動画のほうがわかりやすいし、納得がいきやすいと思いますので動画を作成しましたのでよかったらご覧ください。
Leicaで使うストロボをニッシンで選ぶとしたら
僕が今回使用したストロボは、数年前に買った「Di700A +air1」というセットでワイヤレスのオフストロボをするための入門向けのセットです。先ほども話しましたが現在はair1は生産中止で、新しい、air10sというトリガーになっています。Di700A(生産終了品)は非常にコスパはいいのですが、サイズがかなり大きいためクリップオンをするとなるとかなりアンバランスになってしまいます。
オフストロボオンリーならDi700Aでも問題はないですね(生産終了品なので中古で)
Leicaでワイヤレスでオフストロボと、クリップオンでバウンスして使うことまで考えると、一番おすすめしたいのは、「i60A+Air10s Set 」とかが一番マッチしそうです。
i60Aは小型なのにガイドナンバーは60と強力なので、非常に使いやすいのとLeicaにサイズが合いそう。ということはそのうち欲しいんです。(私が)
今回は手持ちのストロボで限定的なお話ですが、ライカのストロボで悩まれているかたの参考になれば幸いです。