こんにちわ「髪を切って写真を撮る人」あめちゃん(@amedia_online)です。
Leicaのレンズ「LEICAテレエルマリート90mmF2.8 後期」をかって最近使っておりましてなかなかいいレンズなのでご紹介していこうと思います。
前提条件として、僕はソニーのα7SⅡでの運用になります。
完全なライカのボディから出てくる絵ではないのでそのあたりはご了承の上見ていただけたらともいます。
ライカテレエルマリート90mmF2.8 後期
テレエルマリートM90ミリF2.8の後期というライカのオールドレンズの4群4枚構成。ライカMマウントのレンズになります。ライカのMマウント以外で使う場合はマウントアダプターをしようしてほかの会社で使うことができます。
外観は細身でテレフォトタイプという構造らしいのでコンパクト化ができたらしい・・・(よく知らない)
ライカのレンズの事はマニアックすぎてよくわからないのだけど、重量は220gととても軽いのに90mmでF2.8という中望遠単焦点が手に入るという理由で購入した。
フルサイズの90mmといえば中望遠単焦点で比較的大柄なレンズが多い焦点距離であるんですがこの手に収まるようなサイズ感がすごくいいですよね、最短撮影距離は1mとかなり長めですが、焦点距離が90mmなので思ったよりも寄って撮影できるレンズ
ポケットに入るほど小さい90mmの中望遠単焦点
何がすごいって小さいのがすごいと思う。「ポケットに突っ込めるサイズのフルサイズの中望遠単焦点」なのですよ。結構なパワーワードだと思うんですよねこれ
ご縁があって買ってみて使うことになったのでゆるくレビューをしていこうと思います。
あちなみにライカの望遠域は比較的お安めのお値段設定になっていることが多いので僕はかなりお安く買うことができました。
※オールドレンズで一点ものなので、amazonは検索結果にでないので楽天かyahooのリンクだと表示可能です。
オールドレンズ LEICAテレエルマリート90mmF2.8 後期の作例
最初にも書いたんですが、このレンズはめちゃくちゃ小さくてほんとにまともにうつるのかな??と心配になるくらいのサイズ感のレンズです。
なのでちょっと心配していましたが。全く気のせいで終わりました。このレンズめちゃくちゃよく写るんですね。
中望遠らしい描写をしつつ、解像感はしっかりとあります。でもオールドレンズらしくカリカリしすぎず、光も柔らかいそんなレンズですね。
※はα7SⅡで撮って出しの写真になっております
最短撮影距離1mですが、このくらいは近づけます。外でスナップをするのであれば十分ではないでしょうか。室内などでご飯を撮るのは無理があると思いますが。
それにしても質感がなかなかとんでもないです。F2.8なので必要以上にボケないのでなだらかにボケていきます。ピント面の解像感も申し分ないです。
α7SⅡの階調が豊かなのも相まってすごい好きです。
西日が気持ちが良くて、思わず撮った。テレエルマリートはオールドレンズなので光が柔らかいなと感じる。
ごりっごりにカリカリするレンズばかりを使用していたりすると不思議と安心するような描写をしてくれるきがする。
でもオールドレンズとはいえ、もちろん中望遠単焦点なので立体感のある描写を得ることが出来る。浮き出るような立体感は中望遠特有のあれです。
F2.8なので目が覚めるようなキレキレの立体感ではなくある意味とっても自然な感じ。
街中のスナップで90mmという焦点距離は個人的には好きな距離。
ホームの黄色い線の一番奥の方にピントを合わせているのですが、しっかりと奥の方まで解像をするのは見事。暗いところから明るい方に向かって撮影するのとか、苦手な部類のレンズな気もするのだけれどなかなか持ちこたえてくれている。
真っ黒につぶれないで階調を保っているのはα7SⅡのおかげなのでだろうか。(ここは推しただけです実際にはしりませんw)
オールドレンズなので逆光耐性が低い事やコントラストの低下は起こりやすい
いくら描写性能が高いといっても、数十年前のオールドレンズなので、最新のレンズに使われているようなコーティングなどはありません。そうするとやはり色が浅くなってコントラストの低下とかが起こります。
テレエルマリート90mmF2.8も例外ではなく日中で色が浅くなってしまう事も頻繁におこる。
こういう感じ。これはこれでありなので、このレンズの特徴として出すも消すもできる設定を考える必要はありそうですね。
こういうシーンでも、オールドレンズにありがちな白がちょっととび気味になったりするという感じももちろん出る。露出を抑えたりしながら試行錯誤使うのが面白い所。
比較的玉ボケは綺麗なきがする。
玉ボケは比較的きれいなきがします。汚くはなさそう。左端のところしっかり出ている部分はわりかし端にいっても保っている気もしますね。
僕自身そこまで玉ボケの質に拘りがすくないのですが・・・綺麗に越したことはないですよね。荒れるなら大荒れして個性として捉えれますが基本的には綺麗が好きです。
画像中央の瓶のあるところの手前の前ボケしているところに出ている玉ボケの感じはいいですね。(多分グラスかな?)
数十年前のレンズとは思えない。テレエルマリート90mmF2.8すごっ・・・
うむ。おもわずこれが撮れて唸ってしまった。すげぇな・・・ライカオールドレンズ・・・
テレエルマリート90mmf2.8は数十年前のレンズなのですが、この描写性能を持っているんですよね、現代のレンズ並には解像感がある。
しかも4群4枚構成のレンズで。
安易にレンズを足したり枚数を増やさずに、出来るだけ少ない枚数で高性能なレンズを作ろうというのが基本で、それがライカレンズの哲学なのです。そしてそれはマックス・ベレクが当時定義した考え方そのものです。
僕個人的にはどうしてもこういう所にもロマンを感じてしまう。男子的な思考で、しかもマニアックなどうでもいい思考であると思うけど、こういうライカの哲学を今回ちょっとは体験できたのではないかなと・・・・(何を言ってるのかw)
ほんとまだ何も知らないのだけれど楽しんでこのレンズを使っていきたいと思います。
テレエルマリート90mmf2.8後期の事をまとめると
- 220gの小型(細め)軽量なボディサイズ
- ポケットに入る位のサイズ
- 90mmF2.8の中望遠単焦点としての立体感のある描写
- ライカのレンズの中ではお値段はかなりお安めで手に入れれることができる
- 初めてのライカレンズに最適かも
※オールドレンズで一点ものなので、amazonは検索結果にでないので楽天かyahooのリンクだと表示可能です。