こんにちわ「髪を切って写真を撮る人」あめちゃん(@amedia_online)です。
olympusのOM-D E-M5mark2という機種は色々な便利機能が沢山ついています。その中の一つにハイレゾショットという機能があります。その機能を使って夜景を撮影してきました。今日はそんなお話。
ハイレゾショットって何??
ハイレゾショットとは、ボディ内手ブレ補正機構を使って半ピクセルずつ撮像センサーを移動させて8回の露光を行ない、それを合成して撮影をすると、JPEGで4,000万画素、RAWなら6,400万画素で撮影できるでフルサイズの高画素機並みの画素数で撮影することが出来ます。
2015年発売のOM-D E-M5mark2は1600万画素くらいなので、APS-Cやフルサイズの機種からすると、足らなくない?と思われてしまうかもしれないくらいですが(実際は1600万画素あれば結構大丈夫だったりしますが)ハイレゾショットを使って撮影をすると、JPEGで4,000万画素、RAWなら6,400万画素で撮影できるでフルサイズの高画素機並みの画素数で撮影することが出来るというのは結構ロマンがありますよね。
なんか、クリリンが、ベジータを倒せるくらい強くなると思ったら何となくイメージがしやすいですかね?
とわいってもオリンパスで初搭載の機種になっていて、使い勝手が悪いしうまく撮影が出来ないと言われたりするので、最新機種のE-M1mark2とかLUMIXG9とかの最新機種のハイレゾショット(ハイレゾモード)とかと比べるのはお門違いらしいですので、その辺はご了承してもらえればと思います。
僕からすると中古でお手頃値段で購入出来て、ハイレゾショットが入っているという所がOM-D E-M5mark2の一押しポイントではあるわけなのです。
ハイレゾショットは使用出来る条件が結構厳しい
じゃあ全部ハイレゾショットで撮影すればいいじゃん。という話になるのですが、これがまた使用環境がとても限られたときにしか使えない機能なんです・・・というのも。
八回露光をするので、三脚が必須であること。手振れはもちろんNGですが、被写体ブレもNG。
というかなり厳しい制約付きなんです。でも逆に今回の夜景とかは三脚使える撮影スポットさえ用意すれば、ビルは動かないですからハイレゾショットにとっては好条件なわけですね。
使用機材は普通のキットのズームレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
今回使ったレンズは初代OM-DシリーズのキットレンズになったM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZという電動ズームレンズで性能は至って普通。写りはお高いレンズよりは線が太い描写をするなという印象のレンズ。今は廃版になってしまっていますが、まだ中古ではお安く変えるレンズです。
でもこのレンズ防塵防滴、簡易マクロ、換算24mm~100mmというとても憎めない性能のレンズで僕が溺愛しているレンズなんです。
性能が普通のズームレンズでこのくらいの描写はできますよというが見てもらえら嬉しいです。
ハイレゾショットはどうしても普通のズームレンズで撮影したんだよという前置きはしておきたかったんですね
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夜景でハイレゾショットを試してみた。好条件なら凄い力を発揮してくれる。
というわけで、恵比寿ガーデンプレイスにある展望室から撮影をしに行ってきました。天気はあいにくの曇りで、ちょっと全体的にもやっとしているのが残念ですが、天気のいい日にまたチャレンジはしてみたいですね。
これ以上東京タワーが大きくならなかったのはレンズの焦点距離が換算で100mmしかなかなったので、このくらいのサイズ感に収まっています。スマホではリサイズをしているので恩恵が全くないですが、JEPGで7296×5472で17MB RAWで9216×6912で 99.5MB というかなり大きなサイズで撮影できるようになっています。 ちなみにRAWとか凶悪なファイルサイズになっていますね。
高画素でしっかり解像をしているとトリミング耐性がぐんとあがります。普段1600万画素だと到底表現が出来ない存在感ある写真になります。
上の写真をがっつり縦構図でトリミングをしてみました。本来はこのくらい大きく撮影したかったですが、ズームレンズで焦点距離がたらなかったのでしょうがないですね。こんなけがっつりトリミングしても、東京タワーの骨組みをしっかり描いています。
その周りのビル群もしっかり解像していて、かなり驚きました。
そもそも1600万画素のマイクロフォーサーズって拡大しない鑑賞サイズでは気になりませんが安いレンズだと・・・等倍干渉だと結構怪しかったりします。
しっかり解像をした画像はブログサイズにリサイズして使用するのでもかなり違いが出てきますね。
さらにもう一段階切り取ってみましょう!!!
等倍で東京タワーの足元ぐらいを切り取ってみましたが、正直脱帽です。ハイレゾショットをなめてました。
めっちゃすごいじゃないですか!!!ハイレゾショット!!!
色々な諸条件をみたしたら、かなり良い結果をもたらしてくれますね。
まさかのスカイツリーも写って結構解像しているのには驚き。
東京タワーを右端に持って行った構図で撮影をしていた時の事です。
あれなんか奥の方で、青く光っている高いものが・・・・・あれはもしかして。
ス・・・スカイ・・・
おぉぉおおぉお~スカイツリーがうつっているではないですか!!!!天候が曇りなので一部細い部分がかすんで消えてますが、展望台の上の所まで、しっかり写っていますし、スカイツリーの骨組みが何となくみえますね。
これはしっかり晴れた日の冬とか、空気が落ち着いてそうなじきをえらんだらしっかり見えそうですね。
凄いな。ハイレゾショット。楽しいぞハイレゾショット。
ハイレゾショットは夜景撮影にとても向いている。
そもそもハイレゾショットを問題なく使用できる環境というのがかなり限定されているので、僕がぱっと思いつくのは夜景とか風景、建物撮影、それと、室内の物撮りなどが思い浮かびました。
風景も風が強い日は使えないので実際はもっと制限されますね。
今回ハイレゾショットを使って夜景を撮影しましたが、かなり向いている撮影だと思いました。ファイルサイズは大きくなりますが、しっかりとした解像感ある写真が撮れるので、積極的に使っていきたいと思います。
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