こんにちわ「髪を切って写真を撮る人」あめちゃん(@amedia_online)です。
OLYMPUSのOMDEM5mark2を買った時にいずれは野鳥撮影をしたくて超望遠レンズをぜったい買おうと決めていました。この度春になったので購入をしてガンガン使っております。
⇒【2019年春】新宿御苑で桜の撮影をしてきたよ! | 桜時期の混雑状況の様子などもレポ
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7IIというレンズはマイクロフォーサーズのメリットを最大限に行かせているレンズですので、紹介をしていこうと思います。
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7IIの外観やスペックなど
焦点距離 | 75-300mm(35mm判換算150-600mm相当) |
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最大口径比/最小口径比 | F4.8(75mm) – F6.7(300mm)/F22 |
レンズ構成 | 13群18枚(スーパーEDレンズ、EDレンズ2枚、HRレンズ3枚) |
AF方式 | ハイスピードイメージャAF(MSC) |
手ぶれ補正 | なし |
最短撮影距離 | 0.9m(焦点距離75mm) / 1.5m(焦点距離75mm以外) |
最大撮影倍率 | 0.18倍(35mm判換算 0.36倍) |
絞り羽枚数 | 7枚(円形絞り) |
フィルターサイズ | Ø58mm |
大きさ 最大径×長さ | Ø69 x 116.5mm |
質量 | 423g |
ボディはこんな感じです。レンズの高さは約12cmなになっているので換算で150-600mmなのでレンズが小型のマイクロフォーサーズの中でも比較的大きな部類には入りますが、普通換算600mmってバズーカレンズですし、三脚座がついてしまうレンズが基本の中普通のズームレンズのサイズ感に収まっているのがすごいんですよね。なんせ重さは423gというサイズです。
それでも12cmで423gというのは衝撃的な小ささです
このレンズは暗いレンズです。広角端75mm(換算150mm)でf4.8望遠端でf6.7とかなりくらいです。せめてf値5.4くらいだと使いやすいのにとも思います。けどここは300mm(換算600mm)なのでしょうがないのかなということろではありますね。
もちろん銅鏡はのびますよ。伸びるのはいやという人もおおいですが、このレンズに関しては収納をいかにコンパクトに収まるかという方が重要なので、あまり気になっていません。
オリンパスのレンズは基本的にフードは別売りになっていて純正のフードはちょっと高かったりするのですが、今回中古で詳細を読まずに買ったら純正のフードが付いてきたのでラッキーでした。
換算600mmの超望遠という焦点距離が比較的安価に手に入る事の重要性
このレンズは「松・竹・梅」で言ったら梅の1番下のレンズにグループ分けされるレンズになっている実際に望遠端はF値6.7と相当暗いレンズです。まぁこの辺りはサイズ感とお値段との兼ね合いもあるのでしょうがないんですが。
なんにせよ、野鳥撮影などをしようと思った時に300mm(換算600mm)という焦点距離は標準レンズと呼ばれているそうです。なので換算600mmをまずは、手に入れるという事がとても重要だと思うのです。
例えば他のマウントでも言えることですが、換算で400mmくらいの焦点距離は比較的多くラインナップされています。リーズナブルな価格帯のレンズの多くは換算400mmが限界で、それより先の焦点距離のレンズだと比較的高価な部類のバズーカレンズになってきます。
富士フイルムで言えばXF100-400mmというレンズのみです
それにくらべて画質はまぁまぁそこそこだけど比較的に価格も安く入門的に始めるのにはもってこいかなと感じています。
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M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7IIの作例
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7IIを購入したいという人は野鳥撮影を視野にいれているのではないかな?と思います。僕はOM-D EM5mark2という機種を使っていますが、1600万画素の機種になっていますがそれも含めて見え貰えればと思います。
⇒オリンパスOM-D E-M5mark2を購入。高コスパ機だよ!! 触るとわかる質の高いモノづくり。
なので作例は野鳥中心で書いていきますが、もちろん換算600mmの圧縮効果を使ったスナップ撮影というのも面白いと思います。
スナップの作例
新宿御苑の池で撮影しました。この池は圧縮されて小さく見えますが、実際には結構広いです。そしてこの手前の人がいるところから20m位はうしろから撮影しています。望遠端300mm(換算600mm)でぐっと引きつけると、圧縮効果がかなりきいて、今まででは出来なかった表現が出来るようになりました。
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7IIは梅レンズなので、描写力は実の所期待をしていなかったのですが、桜とか細かい被写体もきっちりうつしてくれますし、画質面ではそこまでわるくないなと感じています。
もちろんolympusだとProレンズとか上のラインのキレの良い描写はありませんが、実用的な範囲です。
超望遠レンズなのですが、最大撮影倍率は高いので、こういった感じのアップの写真も難なくこなすことが出来ます。なので、思ったよりもつけっぱなしにしていても、遠くのものしかねらえないというわけではなく、スナップにも活躍します。
いくら暗いレンズとはいえこのくらいアップになると、焦点距離が長いのでしっかりとボケを確保する事が出来ます。
野鳥作例の作例
さてここからは野鳥撮影の作例です。そもそもM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7IIで野鳥撮影できるの?という疑問でこのレンズを検討している人もいると思いますが、思ったよりも撮影できると思います。
300mm(換算600mm)というと、街中にあるその辺の木の上に止まっている鳥を大きくとらえることが出来る距離感というと何となく感覚的にはつかみやすいでしょうか?5~7.8m位の高さをサクッとねらえます。
桜の木にとまっているヒヨドリを撮影しました。まさかここまで届くとは思ってもみなかったというのが正直な感想ですが、これが実に面白いんですね。結構はまっています。
鳥にしっかりとピントが合った場合の解像感はなかなかよいかなと思います。M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7IIのレンズ自体のAF精度や、AF速度はそこまで悪くないので、じっと止まっている鳥をねらうのには問題はありません。
その辺はボディの性能に依存する部分はあります
サギなどの比較的大きな鳥にには問題なくドアップでいけます。
ムクドリやすずめくくらいのサイズの鳥も狙う事が出来ます。M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7IIは普段持ち歩くことが可能なサイズのレンズなので、日々の通勤中や、お散歩にも持ち運べるレンズというのは本当にメリットです。
普通にこのレンズ以外に2本ぐらい持って行っても余裕なサイズ感
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7IIはレンズに手ぶれ補正がないことについて
僕は現在OM-D EM5mark2を使用していて5軸5段のボディ内手振れ補正を持っています。オリンパスの手振れ補正は強力と言われています。正直な所300mm(換算600mm)の焦点距離になると最低限5段の手振れ補正は必要だなと感じています。
むしろもう少しほしいくらいだなと感じています。そのくらい換算600mmの焦点距離はなかなかブレますね。
オリンパスでいうと、OM-D EM1mark2 OM-D EM1Xとか、パナソニックではG9だともっと使いやすいですね。
【まとめ】5万円内で買える換算600mmの超望遠レンズは初めての超望遠におすすめ
5万円内で買える軽量小型の、超望遠レンズM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7IIはなかなか優秀です。マイクロフォーサーズを超望遠のためにかうのもありかな?と思ってしまうレンズですね。
こんな人にはおすすめです
- 初めての超望遠レンズを検討している
- 出来るだけコストを抑えて野鳥撮影を始めてみたい
お勧めできない人は
- ボディが手振れ補正がない機種を使っている人
- 本格的に鳥撮影をしたい人
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