こんにちわ「髪を切って写真を撮る人」あめちゃん(@amedia_online)です。
現在オリンパスのOM-D E-M5mk2を約一年くらい使用していて、野鳥撮影初心者ながら色々工夫をして撮影をした感想を書いて行こうと思います。
僕が使用しているレンズは野鳥撮影をしてみようと入門レンズ的な立ち位置にある M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7IIというレンズを使用しています。
鳥撮影は最低でも換算600mm位は欲しいのでこのレンズになっています。
まずOM-D E-M5mk2大まかなスペック
- 2015年 2月20日発売
- 1600万画素機
- 強力な5軸5段のボディ内手振れ補正を搭載
- シャッタースピード1/8000まで切れる
- 連写Hで最高10コマ/秒の連写が出来る
- ハイスピードイメージャAF(コントラストAF)のみ
- ハイレゾショットなどの高性能な機能が使える
- UHS-ⅱが使える
- 2019年現在、中古で5万以下くらいでかなり安い
OM-D E-M5mk2はオリンパスの中級機という扱いの機種になっています。2015年発売でかなり年数がたっていますが、2019年現在でもまだまだ現役で活躍できる機能があると思います。
1600万画素は2019年現在は少し心もとないですが、手振れ補正が強力な事で有名なオリンパスの5軸5段の手振れ補正は野鳥撮影でもかなり使えます。
連写能力に関しても、連写Hで最高10コマ/秒が出来るのはかなり強力です。それに加えて、UHS-ⅱをつかえるので、RAWで連写もスムーズにいけます。
おおまかにOM-D E-M5mk2の特徴になりそうなものをあげましたがもっと詳細を知りたい方は、公式HPで確認していただければと思います。
OM-D E-M5mk2で野鳥は撮れるのか?
OM-D E-M5mk2で野鳥撮影を撮れるのか?と言われたら「撮れるけど、撮れない」というのが使った感想です。
OM-D E-M5mk2はAF方式がコントラストAFのみなので、飛んでいる鳥とかどうしても動きがはやい鳥を撮影するのはAFの精度的はかなり低いといいう感じです。AF-Cの精度も高くないので、そのあたりはなかなか難しいところではあります。
OM-D E-M5mk2は一般的には野鳥撮影は得意分野ではないんでしょうね。
やはり本格的に野鳥の撮影をしようと思ったら、位相差AFが使える上位機種のOM-D E-M1mk2が欲しくなってしまうというのが本音な所。
OM-D E-M5mk2で撮影した野鳥達の作例
ただ位相差AFが無いと野鳥を撮影できないかといわれるとそんなことはなく、止まっていたり、動きが鈍い鳥だとコントラストAFのみでもかなり正確に解像感ある鳥を撮影することができるなというのが撮影していてわかりました。
なので、ある程度撮影は楽しめます。(というか普通に良く撮れます)
止まっている鳥に関しては1600万画素でも個人的にはそこそこ頑張って撮影できているかなという印象です。
どうやって撮影するかという事について。
僕の野鳥の撮影環境や設定
さて次は、野鳥撮影の設定をどうやっているかという事です。OM-D E-M5mk2は古い機種なので、色々と試行錯誤しながらというのが必要な気がします。
基本RAWで撮影をしてゴリゴリ現像するかたちをとっています。OM-D E-M5mk2だとどうしてもダイナミックレンジが狭いのと、常用で使えるISO感度は1600くらいまでが限界です。それ以上はかなりノイジーな感じになってしまいます。なので、ノイズリダクションをするという事も前提でRAW撮影にしています。
超望遠レンズは望遠端だとどうしても暗くなってしまうので(僕のレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7IIは特に暗い)、のでシャッタースピードを確保するために、露出を暗くして撮影して後で、RAW現像するという所まで、する必要があったりする感じです。
シャッターショックを減らす低振動連写
後は超望遠レンズで撮影すると気が付くのですが、通常の連写はシャッターショックが思ったよりも大きく、ブレの原因になります。なので、連写は低振動連写で撮影する事をおすすめしたいです。
親指オートフォーカスは設定可能(ちょっとやりずらい)
AFの機能をシャッター半押しではなく別の場所に設定することが出来る機能で野鳥撮影であると使いやすいです。
中級機になるのでボタンの数も増えて親指オートフォーカスをつかえる位置にボタンというのは存在しますただ、ボディが小さいためにかなり押しづらいポジションにあるよう感じになってます。
ただ中級機で親指AFがしっかり設定が出来るだけましな方。
シングルポイントスモールターゲット設定が可能
これは木にとまっている、鳥を撮影するのにかなり便利です。木にとまっている野鳥を撮る場合、枝をすり抜けて鳥にピントを合わせなければなりません。その場合大きめのグループターゲットなどで撮影をしていると、枝にピントが持っていかれて一向に合わないと思います。
その場合の解決法として、シングルポイントで最小のサイズにして合わせるととてもピントを合わせやすくなります。
OM-D E-M5mk2での野鳥撮影は楽しい
かなり細かい事を書いてしまいましたが。OM-D E-M5mk2はここまで柔軟な設定をすることができる機種なんです。コントラストAFなので、鳥撮影には最善の機種とは言えないかもしれませんが、十分に楽しむことが出来ると思います。
オリンパスは設定が深すぎて使いずらいと言われることもありますが。使いこなせればかなり楽しい機種であることは間違いないですよ。
外付けグリップはマストアイテム!!!
OM-D E-M5mk2での野鳥撮影はレンズが大きくなるので、サードパーティー製でもよいので、外付けのグリップがあるとかなり使用感が上がると思います。僕もつけていますが、グリップは是非導入してみてください。