【100均でDIY】フィルム自家製デジタイズ装置|プロトタイプ

どうもあめちゃんです

先日ポジフィルムというフィルムをお店で現像だけをしてもらって自分で画像データとして取りこみをしたのですが、節約のために自分でデジタイズ装置を作ってみたので記録な意味で書いておこうと思います。

今回は、ぱっと思い付きで作ったので見た目とか、完成度的にはまだまだですしやりにくさもあるのですがそのへんはご了承の上で読んでいただけたらとおもいおます。

広告

NikonのデジタイズアクセサリーES-2が意外と高い

フィルムをデジタイズするためのアクセサリーはNikonから発売されています。ES-2というのがあり、デジタル一眼カメラ(ミラーレスでもOK)マクロレンズの前にアタッチメントをつけ、フィルムを撮影してデジタル写真としてフィルム(ネガ・ポジ)を取り込むという構造のアイテムになっています。

Camflixという会社でもデジタイズアダプターを出していますがこっちのほうがもうちょいお手頃。

なのですが、節約のためになんとか安くデジタイズできる装置を自作してみようかなという事でなんとかならないかな?という事です。

広告

制作費500円以内のブックスタンド自作デジタイズ装置を作った

一からNikonのデジタイズアダプターみたいなものを作成するのはかなりハードルが高いので後ろから光を取り込めてフィルムセットできる装置であればよいかなという方針で考えました。


そして今回作ったのが、真ん中に穴が開いているブックスタンドを使ったフィルムデジタイズ装置

自家製デジタイズ装置

構造的には、ブックスタンド二枚がスッタッキングできるので挟んでフィルムを押さてカメラで撮るというかんじです。

右側の黒いテープは、フィルムのセットする位置を一定にするために貼ってあります

材料・必要なもの

デジタイズ装置の材料で必要なものは、ほとんどの100均で売っているのではないかとおもいます。

必要な材料

  • 真ん中が空いているブックスタンド×2
  • 白いシート(バインダーとか、そういうのでも紙でも)
  • 黒いテープ(マスキングテープとか伸縮しないものがベスト)

必要な工具

  • ハサミ
  • 接着剤
  • L定規(垂直とりやすい)

必要なものと言ってもブックスタンドとテープだけあれば作れそうですね

ブックスタンド

ブックスタンドは、挟み込むので凹凸とかがなくしっかり密着できるタイプを選ぶと使いやすいと思います。(フィルムも曲がったりしないので)

白いシート

白いシートに関しては僕はバインダーのインデックス用のものを見つけました。基本的には白くて光を透過するものであればよいと思います。透明だと綺麗に均一に光が拡散されないとおもうので半透明よりは白のほうがいいかと。

耐久性はあれですが、最悪コピー用紙とかでも代用できるかな? (折れた跡がつくとめんどくさそう)

黒いテープ

これはビニールテープ

黒いテープは、フィルムをセットするのに一定の場所にしておくために目印で使います

僕は今回近くにあるビニールテープを使用しましたが伸縮をするので、伸縮しないマスキングテープを使用したほうが長く使えそうな感じかなとおもいます。

色はなんでもいいのかもしれませんが、トリミングの時にやりやすいかなぁと思います。

ブックスタンドデジタイズ装置の作り方

ブックスタンドデジタイズ装置は2つを工作していきます。

1枚目のブックスタンド(黒いテープのほう)

一番ポイントが多いのが、この手前のブックスタンドになるので気を付けたポイントを書いていきます。

①のテープ (ここにフィルムをひっかける)

①のテープに関してはここにフィルムをひっかけていつも同じ高さに置けるように平行につけします。

使いやすくするポイントは

  • 床と平行にする事
  • テープに厚みをだしてフィルムが乗っかるようにすること

になっています。

L定規があると確実に垂直がとれると思うのでなくても平行がとれればなんでもいいとおもいます。

ここのテープは厚みが出るまで何回もまくのがポイントで、ここに厚みがあると非常に使いやすくなります。

②のテープ

二番目のテープは、横幅を決めたいので、35㎜判フィルムの横幅36mmより両脇を1㎜づつくらい広い38㎜あたりにしておくとフィルムの画像が切れずにセットすることできるかなと思います。

③のテープ

三枚目のテープはなくても大丈夫な気もしますが気分で囲ってみました。

2枚目のブックスタンド(白い拡散板がついているほう)

後ろのブックスタンドは、シートを貼るだけなので特別難しいことはないと思いとおもいます。

自作デジタイズ装置の使い方

自作デジタイズ装置の使い方ですが、僕はストロボを持っているのでオフストロボで後ろからカメラに向かってあてて撮影をしています。

ポイントはこんな感じです

  • マクロレンズを使用(ハーフマクロでも可能)
  • TTLモードで撮影
  • 三脚を使うと楽
  • 台を使って高さを合わせる

まずは、マクロレンズがあるとできるだけ大きいサイズで撮って残すことができるのでよいでしょう。なくてもピントさえあっていればトリミングすればいいので問題はないと思いおます。

ストロボを使用すると日照条件に関わらず、夜中でも作業できるのが便利です。オフストロボでTTLモードで使うと綺麗に均一にできます

とわいってもストロボを持っていない人も窓際とか、光源になるものを後ろに置いても使えるので上手に光があるところで行ってみて下さい。

ポジフィルム サンプル
実際に自作のデジタイズ装置を使って取り込んだポジフィルム

で実際にやってみるとこんな感じで実際に取り込むことができます。もちろんセットするのに一コマ一コマ少し時間がかかったりして面倒ではありますが仕上がりは普通に使用できます。

やりづらい所

今回作ってみた自作のデジタイズ装置はちょっとやりにくい部分がありまして。フィルムの端のコマは挟むところが非常に少なくてセットがしにくいんですよね・・・・

そこはなにか改良したいなぁと思うんですけど(う~ん)

その辺は改良出来たら追記したいと思います。

とにかく節約してフィルムデジタイズ装置を自作してみたら面白かった

と今回はこんな感じでお粗末な見た目ですが、自分で工夫して作ってみたら小学校の夏休みの自由研究みたいで結構楽しかったです。今回たまたまブックスタンドを思いついたのですが、色々なアイテムでも作れそうな気もするので皆さんも機会があったらつくってみてはいかがでしょうか?

ちなみに、フォロワーさんから教えていただいたのですがトレース台というのにのせて撮るのが楽だそうです(自作デジタイズ装置とは?w)

これが一番いいきがするわ・・・・w

広告
フィルムデジタイズ装置
最新情報をチェックしよう!
テキストのコピーはできません。