どうもあめちゃんです
先日買ったSummicron90mmF2(E55)はデジタルで使用していたのですが、フィルムでも使ってみようという事でLeicaM4につけてスナップをしてきました。
90㎜の中望遠のSummicron90mmF2(E55)ですが、非常に気に入っていてデジタルで大活躍しています。フィルムではどんな感じになるか?というのが今回の記事。
フィルムライカとSummicron90mmF2(E55)について
デジタルでは使っていたのですが、Summicron90mmF2(E55)はフィルムで使うのは初。一応購入する時に色々レンズの候補があったのですが、僕がLeciaM4のフィルムを使っているのでこのレンズにしたというのもあるのです。
ライカの望遠系はブライトフレームで言うと、75㎜・90㎜・135㎜のわくが存在していて枠が小さくてレンズが大きくなるのでなかなか人気がないそうなんですけど、それでも望遠レンズも使いたいですよね。
本当は、75㎜のレンズの方が扱いやすそうでいいかなぁと思ったのですけど、僕の場合LeicaM4で使うと75㎜のブライトフレームが存在しないため、90㎜をチョイスしたという感じなのです。
実際につけてみると、まぁまぁ大きいのですが、ギリギリ許容範囲内のサイズかなぁと、デジタルのM10よりもフィルム機の方がやや小さいのでさらに図体が大きく感じる。とはいってもレフ機とかAFのレンズからしたら相当小さいですが。
【作例】フィルムで撮るSummicron90mmF2(E55)
使ったフィルムは、Kodakのcolorplusを使いましたのでやや粒状感はつよめになっていはいます。
Summicron90mmF2(E55)は何といってもズミクロンの名前を冠してしますから高精細でよくうつります。
とりあえず撮ってみたものをシーン別に分けてみました
スナップ
まずはスナップ、ライカでいうと、35㎜・50㎜が基本で撮る感じだと思いますが、中望遠の小さいブライトフレームでのスナップはやりにくさはありますが距離感的にはスナップはしやすいのですよね。
小さいブライトフレームなので視野率300%くらいでしょうかw 人が外からフレームに入ってくるとかそういうのは非常に見やすいです。
近くのモノを切り取る
中望遠での近接撮影もいい感じに使えています。特に寄れないレンジファインダーでは中望遠レンズは大活躍します。
最短1mでの近接は、葉っぱ一枚分の被写界深度になっていますね。開放F2でとればかなりのボケ量を生み出すことができます。
こっちも手前のビン二本分の被写界深度。ボケかたも比較的素直でよさそうですよね。
遠くのものを切り取る
遠くのものを切り取るのはデジタルだと50㎜で撮ってトリミングをすればいいだけなのですが、フィルムだとそうはいかないので物理的に焦点距離の長い玉を使うしかありません。
寄れない風景を切り取りたいという意味では、フィルムにおいては焦点距離の長さは最重要かもしれませんね。
Summicron90mmF2(E55)は、遠景でもきっちりと解像をしてくれていますね。僕とかはズミクロンという名前に絶対の信頼感をもっていますので写りに関しては何も心配はしていないんです。
遠景だから緩くなるという感じはなさそうです。
あぁこのワンシーンを切り取りたい。と思った時にはやっぱり中望遠は活躍するなと。余計な背景とかを排除しやすいのでわかりやすい写真になりますね。
シャーが撮りたかったんですけど比較的撮れたほうの一枚。(数枚粘った)逆光耐性もよさそうな感じはしますがこれだとわかんないですかね?
【まとめ】Summicron90mmF2(E55)はフィルムでも非常によい
Summicron90mmF2(E55)は非常にいいレンズですね~。デジタルでも安定した性能でなかなか唸る絵が出てきましたがフィルムでもかなりいい感じで撮ることができました。
ライカレンズは一番人気な、35㎜・50㎜は価格が超高騰しているのですが、中望遠レンズに関しては不人気なのでかなりリーズナブルなのですよね。このSummicron90mmF2(E55)でさえかなりお安めです。
いやぁおすすめレンズです