どうもあめちゃんです
2022年の年末にシャッター切れない、レンズカビだらけのジャンクのRolleiflex Standardというカメラを手に入れて人生初ローライフレックスを達成しました?
というわけで、かなりの大手術でバラバラにして丁寧にメンテナンスをしていったらなんと復活して使えるようになりました。初めてコンパ―シャッター(レンズシャッター)のスローガバナーをはずしてまでやりましたよ・・・w
1932年のカメラRolleiflex Standard

RolleiflexStandardは、1932年に発売されたカメラで、ローライフレックスのブローニーフィルムを使う初めての機種(Rolleiflexoriginalというのが前にあるらしいが)、すべての二眼レフの祖ともいえると思う。
そもそも1932年って、いつくらいよ?というと昭和7年で桜田門事件とかあった時のカメラです、91歳くらいのカメラという・・・もう少したったら100年のカメラとかになってしまう?そうなったらクラシックというよりアンティークカメラと言える時がもうすぐやってくる
『機械式カメラは修理しながらずっと使えますよ』ってフィルムカメラは電子部品を使わないカメラの方が長くつ使えるという教えがあるのですが、それを身をもって体現しているかのようなカメラがRolleiflexStandardだと思います。
それにしてもカッコいいカメラだ。Rolleiflexというと大口径レンズをつけているので大柄なイメージがあるけれどRolleiflexStandardはとても小型

レンズは3群4枚のTessar ノンコートのレンズ
そんな90歳のRolleiflexStandardをちょっと使ってみて思うのが完成度高すぎる二眼レフなんですよね
・クランク巻き上げ
・1/500が切れる
・ビューレンズ F3.1で明るい
・Tessarタイプ
・フレネルレンズ搭載
・修理がめちゃくちゃしやすい構造
これをコピーしたくなるわけだわ

【作例】Rolleiflex Standard
とらえずカメラとしてなんとか復活したようなのでとりあえず試写を。修理でスクリーンも昔に分解したYashicaFlexから移植したりしているのでピントがくるかと、自前のコンパ―シャッター修理なのでシャッタースピードが出ているかというところですね
渋谷

109にバシッとピントが来ている



羽田空港

先日羽田空港にも二眼レフを持っていって撮ってきた。一緒にいったモアイさんには「空港で二眼レフ持ってる人はじめてみましたね」と言われましたw

ぁぁーいいですいいです なかなか高精細ですよね


こちら飛行機の先生モアイさん

最新機種のX-H2SとXF150-600mmで飛行機をとるモアイさん!

Rolleiflex Standardは当時のフィルムの厚さと今のフィルムの厚さが違うので少し工夫して使わないと、コマ被りをしてしまうようなので今回は盛大にコマ被りをしてしまいました。ネットを見ていると解決策になりそうな記事や、SNSでもユーザーの方がいて色々おしえてくれましたので次回修正出来たらいいなぁ。
ノンコートのテッサ―なのでコントラストと色乗りは薄いけど、写りは結構よいのではないでしょうか
モノクロフィルムがやっぱりあいそうですよね
90年前のカメラを2023年につかえるというのは何ともロマンがある
ってこんな風に撮りながら思ってしました
フィルムカメラって一口に言っても2000年初頭まではフィルムカメラが発売されていた中で、90年前のカメラで今でもとれるんだもんなぁ~すごいよなと
フィルムカメラが高くなっている昨今なんですけど、こういうアンティークに近い古いカメラの歴史を感じながら大事に撮っていけると思うと高くなってもフィルムがあるだけありがたいんでしょうね(それでもKodak値上げしすぎや)