こんにちわ「髪を切って写真を撮る人」あめちゃん(@amedia_online)です。
富士フイルムのXマウントは比較的単焦点のイメージの強いマウントです。僕もですが望遠域は比較手に後回しになってしまって運動会とかどうしようとか?望遠が必要な行事などの時にはじめて必要性を感じます。
今回XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISを購入しましたので使用感や作例などを書いていこうと思います。
XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISのスペック
XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISは、フルサイズ換算で84mm~305mm相当をカバーする望遠レンズです。
型番 | XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS |
---|---|
焦点距離 | f=55 – 200mm (35mm判換算:84 – 305mm相当) |
最大口径比(開放絞り) | F3.5 – F4.8 |
最小絞り | F22 |
最大撮影倍率 | 0.18倍(テレ端) |
外形寸法:最大径×長さ(約) | ø75mm×118mm(ワイド端)/177mm(テレ端) |
質量(約) ※レンズキャップ・フード含まず |
580g |
フィルターサイズ | ø62mm |
スペック表を見てまず目を引くのが、明るいf値と、0.18倍の最大撮影倍率ですね。思ったよりも寄れるという印象です。
580gのズームレンズは決して軽くはないので、大き目のボディで運用するのがサイズてきにはしっくりくると思います。
伸ばすとかなり長さがあるのは下のツイートでお分かりいただけるかと思います。鏡胴が伸びるのが苦手に人はインナーズームを選ぶしかないですよね。(お高くなりますけど・・・w)
XF55-200mm伸ばすとかなり長い。個人的には気にしない人だけど。 pic.twitter.com/f3YlGqdD4m
— あめちゃん/自由が丘美容師 @fuji (@amedia_online) 2018年9月6日
こっちの記事で、XF50-140㎜f2.8についても書いています。やぱりインナーズームだぜというかたはこちらから⇒
悩む人も多い富士フイルムの望遠レンズXF55-200mmF3.5-4.8とXF50-140mmF2.8をレンタルして同条…
一般的なこの辺焦点域のズームレンズより明るい設計になっている
XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISのいい所は、f2.8の通しズームでは無いものの、広角端f3.5で望遠端f4.8となっていて明るいんです
換算305mmなのにf4.8でいいんです。f5超えていないんです。
富士フイルムの他のレンズで言うと、XC50-230mmF4.5-6.7 OISあたりが一般的なf値くらいではないでしょうか。他社でもこのくらいかもう少し明るい望遠端f5.4くらいのズームはよく見たりします。
望遠レンズは明るさは気にしないと言われる人もいますが、f値は少しでも明るい事で色々な場面に対応する事が出来るようになります。
一例として先日夜の動物園で写真を撮るというイベントに参加してきましたがXF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISは大活躍をしました。
やはり、少しでも明るい事で、シャッタースピードを稼ぐことが出来たとからこそ撮影が出来たという経験をしたことで。f値が明ることの恩恵をあたらめて感じる結果になりました。(もちろんf2.8通しのズームが最高なのでしょうけど・・・・w)
【作例】写りも十分満足いく描写性能を持ち合わせている。
ズームレンズだろうが、単焦点レンズだろうが、とにかくきになるのは映りですね。富士フイルムは単焦点の画質が素晴らしすぎるのでズームレンズにおいても画質のハードルがぐんと上がっているように感じますが、「富士フイルムのレンズにはずれなし」と言われるように、XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISもまたあたりの一本だと思います。
過去に僕がやっている連載企画のフジレンタル通信第三回目で「悩む人も多い富士フイルムの望遠レンズXF55-200mmF3.5-4.8とXF50-140mmF2.8を比較レビューしてみた。」XF50-140mmf2.8という大三元ズームと比較するという記事も書いていますが、そこでも申し分ない描写力をみせつけれくれています。

ガラスの透明な質感とか、写りこみの感じとかきっちりと描写しています。広角端のf値開放は緩くなるズームレンズも多いですが、XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISでそんな心配は大丈夫ですね。

ディスプレイの洋服のしわやドレープの質感がよく表現できています。ショーウインドウのガラス越しなのですが。信号の映り込みや、いろいろなものの映り込みも個人的に気に入っています。
【作例】望遠レンズにしかできない表現がある。遠くのものを引き寄せる事とほどよい圧縮効果。
僕も望遠レンズを後回しにしてなかなか買えなかった人なのですが、買っていざ使ってみると、望遠レンズにしかできない表現というのがある事に気が付きます。
普段のスナップで換算300mmのレンズを持ち出すのはおかしいでしょと思うかもしれませんが、いつもと違った視点で構図を作れるのでとてもたのしいのです。
とにかく換算で300mmくらいあると遠くに歩いている人をぐんと引き寄せてみたり、ものとものの距離が詰まって見える圧縮効果というものも望遠レンズならではです。ここではそんな作例を集めてみました。

ここは自由が丘にある熊野神社という所。お祭りの前準備をしています。参道は30mくらいありますが、結構遠くから狙っています。人の解像感大したものですね。

走り去るタクシーをささっと撮影してみました。AFが割と早いのもあって、なんなく合わせる事が出来ます。実は坂はもっと遠めに緩やかな感じであって、ここまで急な坂ではありません。坂を望遠レンズを使って撮影するのはなかなか面白いですね。

離れている人を撮影するので、とても自然に撮影することが出来ます。今までは単焦点で、自分の足で稼いで撮影するのもいいのですが、ズームレンズで幅広い表現力で撮影できるというのもいいのではないでしょうか。

これも望遠レンズないと撮影が難しい構図ですね。20mくらい離れた線路の脇から撮影をしています。それに合わせて、奥の方踏切を通る車もぐっと圧縮効果で近づけています。
さぁどうでしょう?単焦点が大好きだった僕も、こういう表現が出来てこの描写力のXF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISはなぜもっと早く買っておかなかったのかと少し後悔しているわけです。。
運動会には換算300mmくらい欲しい。富士フイルムで条件を満たすのは4本
我が家も今年は初めての運動会という行事がやってきます。たぶん望遠レンズを検討する人は、お子さんがいて、運動会とかそういった行事も視野にれて検討する人も多いと思いもいます。
どうやら周りの経験者の話をきくと、換算200mmはちょっと足らないかもという声をよく聞きます。換算300mmくらいあれば普通にとれるようです。
※幼稚園や保育園の運動会などでは、換算200mmでも大丈夫なようです、小学生の運動会は広いですもんね。
なので以外と候補がしぼられれてきます。候補としては以下の通り。
とこんな感じになっています。下2本はかなり高額なうえにXF50-140mmf2.8の場合テレコンまで必要になってきます。XC50-230mmf4.5-6.7となっていて。どうしても暗いレンズという印象が否めません。
外の運動会ならまだしも、体育館での室内だと少しでも明るいレンズが必要になってくると思います。その時に買いなおすのもバカバカしいですね。
実際に運動会ではないですがXF55-200mmf3.5-4.8で公園で子供を離れたところから撮影をしたりしましたが十分に撮影できるAF速度などはあります。いろいろな条件をとってもコスパがいいのはやはりXF55ー200mmf3.5-4.8なのではと個人的には思っています。
今度子供の運動会で使うことになるので作例が載せれるかわかりませんが。追記をしていきたいと思います。
【まとめ】かなりお買い得な性能を持っている望遠レンズだと思います。
僕はXF55-200mmf3.5-4.8を買って撮影の幅が広がったというのもありますが、子供の運動会の望遠レンズの準備も出来たので満足しています。
描写性能に関してはさすがフジフイルムという感じで、キチっと解像して緩くならないところがいいと思います。総合してやはりかなりお買い得なレンズなのではないでしょうか。
後は実践あるのみですね。
お勧めな人
- 望遠レンズの使用頻度はそこまで高くないけど行事用にそろそろ購入を考えている人
- 10万越えの望遠レンズは難しい人
こんな人はちょうどよいと思いますよ♪