こんにちわ「髪を切って写真を撮る人」あめちゃん(@amedia_online)です。
最近フィルムシミュレーション遊びが止まらなくなってきているんですけど、今回はモノクロでちょっといい感じの設定を作って遊んでいます。(いい感じかどうかは知らないけど、個人的にとっていて楽しい設定)
「ダメなモノクロ」という感じで作ってみました。なんのこっちゃという感じですよね?
そんなモノクロのカスタム設定の記録的な記事です。
ぼくもそう思いますから安心してください。
「ダメなモノクロ」という発想について
富士フイルムにはフィルムシミュレーションという富士フイルム独自のカラーの技術があってその中にACROSというめちゃくちゃいい感じに撮れるモノクロがあります。(モノクロが2種類もあるなるなんてすごいですよね富士フイルム)
⇒フィルムシミュレーションACROSを「Xストーリー」を読みながら、撮影をして考察してみる。
富士フイルムユーザーは僕も含めACROS愛用者が多くいるのですが、良く撮れすぎてしまう。というふうに思って、
- すぐ黒つぶれする
- ハイライトが白飛びする
- 階調とかしらない
- ノイズもどうぞ
なんかこんな感じにしたらいい感じに何かを崩せるのではないかなとおもってみたり…
現代的な写りすぎるからちょっと変化がつけれるかな???
今回はそのACROSを使用せずにモノクロを使って行きます。
というわけで「ダメなモノクロ」とはこんな感じで考えてまして…
そんなモノクロのカスタム設定はこちら
モノクロ
- ハイライト +4
- シャドー +4
- カラー 0
- シャープネス -4
- ノイズリダクション -4
- ダイナミックレンジ 100%
先程のすぐ黒つぶれをする、白トビをすぐするとか、ノイズもどうぞととか言葉の通りに素直に設定をしてみました。ダイナミックレンジもいらないですね。100%です
かなり過激なセッティングなので、オールマイティとは絶対に行かない気がしますが…
ちょと過激すぎるから調整が必要そう・・
なんか面白い感じになってくれているんですよね。まぁ言ってしまえばハイコントラストのモノクロということになるんでしょうけど、富士フイルムの面白いのはハイライトを「+4」に設定をすることができるというのはどうでるか…吉と出るか凶と出るか…
ハイライト+4ってなんか応用できそうですよね…知らないけど…・w
ACROSとは全く違う感じのモノクロになるので、2種類を使い分けたい。
まずはACROSでお地蔵さんを撮影してみました。個人的な意見ですがACROSってモノクロというよりグレーがとても綺麗な印象です。グレーの階調が豊かという感じな気がします。極端な白、黒というイメージがあまりないんですよね。
なので、ポートレートとか繊細な表現をするときはACROSは本当に綺麗に映ります。
全く違う感じの写りをしていますねこっちの設定は明らかにモノクロ!!という感じ。
この写真に関してはACROSのほうが合ってそうですね
でも2種類の設定があれば被写体によって使い分けれるのでいいですよね。
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ここからはモノクロカスタムの作例を挙げていきますね
フォクトレンダーの玉ボケ悪くないな…
⇒【作例】フォクトレンダーノクトン 40mm F1.2 Aspherical VMと富士フイルムX-T3
自転車の質感がよく出る設定そうですね。
ハイライトがすぐに飛ぶんだ 作例
この設定にして面白なと思ったのがハイライトの+4という設定。普段なかなか持って行かない値なんですけど、白い所とかの滲み方とか、 光が当たっている所のちょっとまぶしい感じとかそんな感じで出て来て面白いなと。
朝日ががっと入ってきて飛んでしまっている。でもここを見たときそんな感じの印象だった気がする。
ボディもしっかり写っているはずなんだけど。胸らへんのハイライトが柔らかい気がする。
とこんな感じで、モノクロをカスタムしてみました。まだなんとなく微調整が必要そうですが、ハイライトの設定をもうちょっと研究してみたいなぁと思います。
ACROSとはまるっきり違う性格なのであまり被らない気もしますし、ハイコントラストモノクロも楽しめそうです。