こんにちわ「髪を切って写真を撮る人」あめちゃん(@amedia_online)です。
撮影スポットを撮影するのが好きな僕ですが今回は少し思考を変えて一つのレンズに焦点を当てて、撮影をしてきました。そのレンズは富士フイルムの純正レンズXF14mmF2.8Rというレンズです。
X-T3とXF14mmF2.8RとXF16-55mmF2.8(ほとんど使っていない)をもって上野の不忍池の裏あたりにある、「旧岩崎邸庭園」を撮影してきました。
XF14mmF2.8Rとは?収差が少ない超広角レンズ。とにかく真っ直ぐ。
⇒広角単焦点XF14mmf2.8が歪曲収差を徹底的に抑えているので欲しくなってきた件。
以前購入前に書いた記事でも説明しているのですが、XF14mmF2.8Rはフルサイズ換算で21mmの焦点距離の超広角単焦点レンズで、富士フイルムの単焦点の中では最広角のレンズになっています。
超広角域とはいっても、ズームレンズにはXF14-24mmF4やXF8-16mmF2.8というもっと広角のレンズが存在するので、まぁまぁ広角くらいのイメージになってしまうレンズです。
しかも富士の単焦点レンズの中ではf2.8という暗めのレンズで(f2.8は他にも数本あります)結構地味なレンズのイメージです。そもそも使っている人もあまり多くないですし
その代わりと言ってはなんですが、XF14mmF2.8Rは収差をとことん抑えて作られているレンズになっています。湾曲収差もほとんどないために、まっすぐな線は真っ直ぐに写るんです。
というか、僕は建物を撮影したいからXF14mmF2.8Rを買ったんですよね。
建物がまっすぐ写るんですよ。気持ちがよくないですか?
そんな前置きをしながら今回は旧岩崎邸庭園を撮影してきました。
旧岩崎邸庭園について
旧岩崎邸庭園は、東京都台東区池之端一丁目にある都立庭園である場所で言うと不忍池の裏側みたいな位置です。三菱財閥岩崎家の茅町本邸だった建物とその庭園を公園として整備したもので、園内の歴史的建造物は、国の重要文化財に指定されている。
そして、今までは館内撮影が禁止されていたのですが、平成28年4月1日より、平日のみ個人的な撮影に限り邸宅内の撮影ができるようになったそうです。
最寄駅は湯島駅になるのでしょうか?上野や、御徒町、仲御徒町からあるいていくことも可能な距離です。ちなみに僕は仲御徒町から歩いたのですが、若干遠かったので、できれば近いほうがよいかもしれないですね。
所在地 | 東京都台東区池之端一丁目 |
開園時間 | 午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで) |
休園日 | 年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで) |
問合先 | TEL 03-3823-8340 |
入園料 | 一般 400円 65歳以上 200円 (小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料) 【20名以上の団体】 |
旧岩崎邸庭園を超広角レンズXF14mmF2.8Rで撮り歩く
というわけで旧岩崎邸庭園の中にはいってチケットを買い。いざ撮影です。外観は何様式の建築なのかは知らないけど、とっても素敵な佇まいをした建物です。
以前まではこの外観を撮影して、終わりとなっていたのですが、現在は中まで撮影できるなんて本当最高ですよね。
とおもったら。。。。。
なんとですよ、。、なんと今は外装の大規模修繕中いたいです。(悔しすぎる)
平成31年の12月くらいにおわりそうという事なので、それまでは外観の全体像の撮影はおあずけですね
ここからは全部の写真が、XF14mmF2.8Rで撮影していきます。
さて入口すぐの玄関を振り返った所の天井を1枚気の色といい、木の装飾というのかな?重厚感があってなんとも高級感がある。
旧岩崎邸庭園は色々な種類の暖炉があって面白いのです。こちらはエントランスの暖炉。
(多分部屋がめちゃくちゃあるからですね。)
左右が結構窮屈そうになっているんですけど、色々なところに説明文が置いてあってなんとかして外そうとしたらこうなった。
こちらは、何石かわからないですけど石造りの暖炉です。大理石?(それしかしらないんですが、)
改装中で足場が見えてしまうのがほんと辛い。
こういうシーンではこれは16mm(換算24mm)だと全然無理だなぁと感じでしまう
逆にこういう感じの、サクッととる感じでも空間が広く撮れてまたいい。はいりすぎて逆に難しいというのもあるんですが。
真下に行って上を見上げて撮影してみた。天井の美しい装飾を撮ってみたかった。
いろんな構図をためしてみないと、すぐマンネリしそうなきがする。ここが広角単焦点の悩みという所なきもしなくもない。レンズを変えればいいのだけど、この日もめんどくさくて1本で撮りきってしまった。
照明を縦構図で撮影してみました。壁紙の金色の柄がなかなかすごいですよね。
こういう照明をじかに撮影すると、結構天井辺りは暗くなってしまいそうなものですが粘ってくれているのは想定外です
いやそれにしても、このトイレの雰囲気大好きです 今でもすごくお洒落なカフェにでもありそうな感じですよね?
外観の洋風なたたずまいからはまたちがった雰囲気になっています。
旧岩崎邸を奥の方にすすむと、和のテイストになっていく。
以前代官山にある、旧朝倉家住宅という所を撮影しに行った時も洋室と和室の混合になっていた。そして大体和室は奥の方にあったりした。来客のおもてなしは洋室、生活はやはり和室の方が居心地がいいのかな?
とか思いながら撮影しています。やはり日本人。畳がおちつくのですよ。
ここからは縦構図と横構図が続きます。XF14mmF2.8の広角感と直線に撮れることを最大限に生かして撮影していきました。
ここからの写真が撮っていてめちゃくちゃ楽しかったんですよ
縦と横の構図を場面ごとに撮影してみましたが。個人的には縦構図の方が、しっくりなじんでいるんですが。どうでしょう?
今記事を書きながら思ったんですが、和と洋だと、和の方が直線で構成されている気がします。いたるところが直線で整頓されていてすごくおさまりがいい気がしますね。
不思議だなぁ
XF14mmF2.8Rは、建築物撮影にとっても適している
個人的には本当に建物を撮りたいがためにXF14mmF2.8Rを買ったといっても過言ではないくらい。というかその理由で買ったんですけど、やっぱりXF14mmF2.8Rで撮る建築物は楽しい。
真っ直ぐな直線が気持ちいぐらい真っ直ぐに写るんです
収差が極限まで抑えられている超広角レンズ、ここにどれだけメリットを見いだせるかという事になるのかもしれないですが僕はこういうレンズ好きなんですよね。
じつはめちゃくちゃ尖った性能を持っているレンズなんですよ。
XF14mmf2.8Rはくそ地味なレンズだが、本当に隠れた銘レンズだなぁと思う
【次に読んでほしい】広角が気になったら超広角レンズXF10-24mmF4で撮った、新国立美術館
以前新国立美術館を、富士フイルムの超広角レンズXF10-24mmF4で撮影した時の記事も興味があったら是非広角つながりで読んでみてください。
⇒【撮影スポット 東京】新国立美術館は最高にお洒落な写真が撮れる。カメラが趣味の人にとっては一度は行きたいスポット