こんにちわ「髪を切って写真を撮る人」あめちゃん(@amedia_online)です。
先日結婚式に参列をしてきまして、「X-T2+XF16-55mmf2.8+ストロボ」という組み合わせで撮影をしてきました。僕からするといつもの組み合わせなんですが、
この組み合わせで撮影しきれるの?
という事を聞かれたので撮影してきた感想や気がついた事と共にお話をしていこうと思います。
この装備でいきます(・ิω・ิ) pic.twitter.com/chTs8DaZyO
— あめちゃん/自由が丘美容師 @fuji (@amedia_online) 2018年6月9日
X-T2+XF16-55mmf2.8のワンセット?2台持ち?機材の選定について
結婚式を撮る時の焦点距離と明るさの問題から機材の選定はどうするのはという問題にぶち当たると思います。2台を持った方がいいという方も聞きますが通常のゲストとしての参列客としては2台持ちはかさばりすぎな気がします。
式に入る前に手荷物などはクロークに預けるのが一般的なのでカメラバックも持つのは難しいのではないかと思います。そうすると交換のレンズをもつのも難しいと思うので、
僕の決断は2台持ちはしない「X-T2+XF16-55mmf2.8」という組み合わせに決定しました。
FUJIFILM 標準ズームレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR
焦点距離は換算24mm~84mmまでをf2.8でカバーできるレンズなのですが、結婚式は必需品だと思います。
焦点距離がもう少しほしいなと思うのですが、便利ズームにしてしまうと暗くなってしまいますし。悩みどころですね。
僕はもう少したらないぶんをトリミングで補うと決めて望遠レンズは捨てました。
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X-T2+XF16-55mmf2.8+ストロボでの作例
逆光ですので顔がグッとくらくなりそうですが。ストロボのおかげでたもっています。
この広角感はズームレンズの便利な所。流れの速い結婚式でレンズを付け替えている余裕はありませんし、ゲストだとその場所から動けない場合もありますので。画角をかえれるのはたすかります。
一番苦労するのが披露宴会場の写真ではないかと思います。結婚式よりも暗いことがおおく、撮りずらいです。
ストロボをバウンスさせることでかなりクリアな解像感ある撮影ができました。
外はライトが右から一灯当たっていました。ストロボはキャッチライト板を使って補助光みたいなかんじで撮影しました。ただ、最初から設置してあるライトの光があまりいいい感じの光ではなかったので。難しいところです。
レンズの描写性能的には折り紙つきで絶対の信頼があるXF16-55mmf2.8ですが。1本で広角からポートレートまでこなしてくれます。
【2018/10追加更新】景色もポートレートも撮れる万能な富士フイルムの標準大三元ズームです。X-T3にXF16-55㎜…
結婚式の撮影環境とは?
結婚式や披露宴では、比較的暗い中での撮影をすることや、照明がガンガン入れ替わったり、目まぐるしくカメラの設定を変えなければならない状況での撮影やシャッターチャンスは一回であるという事から、とにかく撮り逃しが少なくしたいという前提で撮影をします。
カメラの機能をフルに使って撮影する感じです。
- ストロボを使って安定した撮影を出来るようにする。
- 連写で一瞬のシャッターチャンスを逃さない。
- RAW形式で撮影をして、レタッチ出来るようにしておく。
結婚式の撮影ではRAWで連写をすることになってきます。ここでX-T2の扱いやすさがかなりのメリットになります。
X-T2は結婚式に向いている。ドライブモードの物理ダイアルが使いやすい。
特別な場合でもない限りRAWでドライブモードで連写を使う機会は少ないかと思いますが、今回結婚式でドライブモードのダイヤルをかなりの頻度で使いました。
ここにこんなダイヤルいる?と言われているのを聞きますが、実際使ってみると、とても使い心地がいいです。
何がいいかというと、式の最中はずっとドライブモードにしているわけではなく、ここは低速連写したいなとか、ここは高速でとか、ここは単写で大丈夫とか使い分けながら撮影する事がほとんどです。
物理ダイヤルだとすぐに対応が出来るという所がストレスが無く撮影が出来ます。これはかなり大きなメリットではないでしょうか。
連写とRAWに関して、記事を別に用意したいのもがあるのでそれはおって追記したいと思います。
バリアングル液晶によりローアングル、ハイアングルでの撮影で変化がつけれる
X-T2というと万能で保守的な機種というイメージですが個人的には違ってローアングルやハイアングルなどの攻めた構図をつくるのにとても撮影しやすい機種であるといいたいんです。
バリアングル液晶がなくてもノールックで撮影するから大丈夫だよという人もいるかもしれませんが。ハイローでもしっかり確認して撮影はしたいものです。
プロのカメラマンの人は見ている限りだとあまりローアングルとか、ハイアングルとかは使っていないようでしたし。(多分そんなことをやっている場合じゃない。)
あえて変化を付けて撮影をするのもおすすめしたいです。
XT2用縦位置パワーブースターグリップを付けて電池交換なしで結婚式を撮りきる。
X-T2には 「XT2用縦位置パワーブースターグリップ VPB-XT2」というバッテリーグリップがあります。電池パックを余分に2個搭載できるので約1000枚ほど撮影できるようになります。(体感だともう少しすくないかな??)
結婚式は連写をすることもあってガンガンバッテリーは減っていきます。
一番大事なタイミングでバッテリー交換なんて最悪の事態は絶対に避けたいので
結婚式をバッテリー交換なしで撮りきる事が出来るバッテリーグリップつきのX-T2はかなり有利です。
【結果】「X-T2+XF16-55mmf2.8+ストロボ」で撮れる!!むしろ相性がいい。
僕的には過酷な撮影状況になればなるほど、X-T2の物理ダイヤルの使いやすさや、細かい色々なところまで、X-T2の使いやすく考えられた配置に感心する結果となりました。結果とれるのか?というよりはFUJIFILMのXマウントのラインナップの中では結婚式で相性がいい機種だと思います。
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