どうもあめちゃんです。
野鳥用(主にカワセミ用)に超望遠レンズがほしくて買っちゃいましたバズーカレンズ。TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011) というレンズで人生初の600mmのレンズでめっちゃ野鳥撮影がたのしくなったので本当に買ってよかったです。
TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)旧型
TAMRON 150-600mm F/5-6.3 旧型はレフ機が小さく見えるくらい大きなサイズの超望遠レンズです。2014年発売なのでちょっと型は古い感じになっていますが、発売当時からかなり評判が良くて人気のレンズだったようです。サードパーティー製なので他のマウントでも発売をしています。
TAMRON 150-600mm F/5-6.3 旧型は野鳥やワイルドライフ、スポーツ、飛行機などの撮影を存分に楽しめる150〜600mmの超望遠ズームレンズに、手ブレ補正機構VCと超音波モーターを搭載されているので手持ち撮影が非常にしやすく快適に撮影できます。
手ブレ補正の方式 | あり (スポーツモードは無し) |
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重量 | 1,951g (着脱式三脚座を含む) |
全長 | 257.8mm(Nikon用) |
最短撮影距離 | 2.7m |
焦点距離 | 150~600mm |
開放F値 | F5~6.3 |
フィルター径 | 95mm |
発売日 | 2014年 |
大きさについて
大きさはなんですけど、25cmくらいあるのですよね。30cmの物差しよりちょっと短いくらい。とりあえず使っている感覚はとにかくでかいですw
以前はシグマのライトバズーカこと『100-400mm F5-6.3 DG OS HSM』を使っていましたが600mmともなるとサイズ感が2まわりくらいおっきくなっている感覚があります。
ただ最初から野鳥撮影でバズーカ使用を前提に買ったのである意味許容範囲内ではあります。
フードをつけるとさらに長い感じに見えるの僕はフードなしで運用してます。(コーティング的にはそこまでフードなくてもよさそうな感じはしてる)
レンズの大きさに関しては撮っている最中というより持ち運びとかで入るカバンがあるのか?とかそっちのほうが重要なきもします。僕の場合ボディにつけたままだとカバンに入りません。
超望遠レンズの先はカバン沼???が待っていなくはないような・・・w
重さについて
重さが1,951gもあるレンズなのでバズーカレンズなのですが、150~600mmもあるレンズだという事を考えるとそこまで重くはないのかな?と思います。大手のレビューなどではこの焦点距離からしたら結構軽量なレンズだという風にも紹介されていますちょうど2Lのペットボトルくらいだと思ってもらうと事前の参考になるかと思います。(重い)
重さは使っていれば正直慣れました。ちょっと腱鞘炎になりそうなときもありましたけど。多分慣れですw
手振れ補正について
TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)の手振れ補正は割とよく効くと思います。望遠端で使用していて、画面が揺れて撮れないということは無くしっかりと像が止まってくれています。
一つ問題としては、スポーツモードがないので飛びものの撮影の時手振れ補正が真ん中に急に戻る用な挙動をするのが辛いときがあります。
【作例】タムロン150-600mm(Model A011)とNikonD300sで野鳥やら、スナップを撮ってきました
僕が使用している機種は、NikonのD300sというDX機(APS-C)の機種を使用しているので、1.5倍の焦点距離で換算900mmで撮影しています。野鳥撮影においてはAPS-Cの恩恵は計り知れませんね。
というわけでもうすでに購入目的であった野鳥撮影で普段から使いまくっております。
カワセミみたいな小型の鳥類は特に焦点距離が長いに越したことはないのですが、5mくらいの距離だとこのくらいまでは拡大することができます。羽の質感とかきっちり描写してくれています。
30mぐらい離れた場所から撮影した場合でもなんとかこのくらいのサイズには収めることができています。300mm(換算450mm)くらいだと豆粒にしかみえない距離なのですが。さすが600mmだなぁ~と買ってよかったと思う瞬間です。
カワセミの質感もそうなのですが、岩の質感とかも表現で来ていて描写性能についてはなかなか高いなと感じてはいます。焦点距離が長いので微ブレもあったりするのですが、ブレもなくきっちり決まった時はクリアな抜けの良い描写をするレンズだと思います。
玉ボケは比較的素直な感じなのではないかな?と思います。野鳥撮影をしているとそこまで気にはしていないのですが、ボケの感じはそこまでうるさくはないかな?と思います。
飛びもののAF性能について
野鳥撮影をすると飛んでいる鳥を撮る時があるのですが、旧型のTAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)でどれほどとれるのか?というのが僕も購入前から気にはなっていました。
実際に使用をしてみると、AF-Cでの使用では一度喰いつけば結構頑張ってくれるという感じ、ただ食いつくまでが爆速ではないかなぁという印象。
もちろん使っているカメラが2009年の古い機種なのでそこ依存の部分も多く評価をできるようなものではないのですがそのD300sで使用しているにしてはかなり良いのではとおもいます。
飛びものとして個人的に一番難しいなと思っているカワセミが飛んでいるところなのですが、なんとか追いかけれている感じがします。
スナップでも使える
もちろんスナップもできます?とはいいませんがスナップでも使うことができなくはないです。かなりの圧縮効果が得られるので普段では撮れない構図とかがつくりやすいので結構面白いです。
超望遠レンズだと花を一輪だけ射貫くみたいな感じの表現をすることもできます。結構この構図はレンズのボケの質がでやすそうなかんじではありますが、前ボケはよい感じです。後ボケは草木などの細かい被写体を入れた時はややうるさいかなぁという感じがします。
新・旧型の違いについて
TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)は新型が出ているのですがどこがちがうのかというのをスペックで見ていこうと思います。
TAMRON SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD A011 | TAMRON SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2 | |
手ブレ補正の方式 | あり (モードは無し) | 4.5段 VC MODE 3使用時(スポーツモードあり) |
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重量 | 1,951g (着脱式三脚座を含む) | 1990g(Nikon用) |
全長 | 257.8mm(Nikon用) | 257.7mm (ニコン用) |
最短撮影距離 | 2.7m | 2.2m |
焦点距離 | 150~600mm | 150~600mm |
開放F値 | F5~6.3 | F5~6.3 |
フィルター径 | 95mm | 95mm |
中古価格帯 | 6~7万円台くらい | 9~12万円台くらい |
新型のTAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2とはタムロンの公式HPとか評判を見る限りは、かなりレベルアップされているそうです。実際にスポーツモードの追加などなどかなり恩恵がありそう。(ほしい)
金銭的に余裕があって新しいシリーズが視野にはいるのであれば新しいシリーズを選んだほうが確実に幸せになれるのではと思います。(主に手振れのスポーツモードがあるのとか)
ただレビューにも書いた通り、旧型でも十分に実用的で超望遠を楽しむことができるとは思いますので、価格帯的にも非常にコスパがいいのは旧型になっているとは思います。
タムロン150-600mm(Model A011)は安くても十分満足のいく超望遠レンズでおすすめ
タムロン150-600mm(Model A011)は中古相場でかなり格安ではんばいされているのですが、600mmという焦点距離を考えるとかなりお値打ち価格かと思います。でも描写もよいですし、十分たのしめるので今から野鳥撮影をはじめてみたいというかたの超望遠レンズ一本目としてはかなり良いのではと思っています。
僕もこのレンズでかなり楽しめているので是非。