ILFODE SFX200でフィルム赤外線撮影|PENTAX645

どうもあめちゃんです

夏だ晴天だ赤外線撮影だ!という事で夏になると木が生い茂って青い空がきれいなのでついつい赤外線撮影がしたくなってしまいますよね(それはなかなかにレアな思考?)

そんなわけで先日代々木公園に赤外線撮影に行ってきました

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まず赤外線写真ってなによ?っていう話。

まず赤外線撮影ってなによという話からなのですが、人間は可視光という人間がみる事ができる光をみていて、通常の場合写真では可視光を撮っています。可視光線の波長は380 – 780 nmの範囲になります。

赤外線写真は人間のみる事ができない780nm付近から(実際には680㎜付近くらいから)の赤外線の部分を写真に写そうよという撮影方法になります

という難しい話があるのですが、図があるとわかりやすですねこんな感じで、波長の長さがあるのですがモノクロフィルムでコントラストフィルターで黄色、オレンジ、赤などありますがこれもその色の波長の所までをカットして撮影するのでコントラストが上がるよというものだと思います

なので赤外線撮影は可視光領域をカットして撮るので超強化版みたいなイメージでいいのかな?と思います

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赤外線撮影にはIRフィルターというのを使う

まず赤外線撮影をするのに必ず必要なのがIRフィルターと呼ばれる可視光をカットする特殊な真っ黒(真っ赤)なフィルターを使います。

IRフィルターには濃さがあって、IR680、IR720、IR760、IR850、IR950という感じの濃さの選択肢があるようです。数字の部分はそのまま波長〇nmになっているので、数字の小さいIR680、IR720あたりは可視光もある程度は写す範囲にあるフィルターになっています

赤外線撮影がはじめてであればIR720くらいがおすすめで丁度いい濃さになっているので、迷ったらIR720を購入してもいいと思います

僕が使っているのは中華のZOMEIという所のです、そもそもあまりIRフィルターというのが売っていないので選択肢は少なめなのですが・・

有名どころだとKANIさんも作っていますね、KANIさんなら高品質だと思いますが、まぁ特殊用途で使用頻度はそこまで高くないので・・・・中華でいいかな・・と思って使っています

赤外線領域感光イルフォードSFX200 フィルムで赤外線撮影

赤外線写真 SFX200 

モノクロフィルムの中には赤外線領域に感光特性があるフィルムが数種類存在しています!その中の一つがイルフォードのSFX200で今回はこのフィルムを使いました

赤外線撮影の場合どう映るかというと、緑の葉っぱは雪が降ったみたいに白くなります、これをスノー効果と言います

SFX200は赤外線撮影に使えるのですがフィルターを付けずに使えば通常のモノクロフィルムとしても使うことができます

赤外線撮影撮影時の注意点

赤外線写真 SFX200 

赤外線撮影で注意するポイント

  • ピントがずれる
  • フィルターが濃いのでスローシャッターになる
  • 三脚とレリーズはあった方がいい

赤外線撮影でのピントのズレ

赤外線撮影撮影では、レンズに書いてある距離指標は可視光を撮るためのものなので赤外線撮影ではピントがズレてしまいます。

古めのオールドレンズではレンズの距離指標のよこに「R」のマークがあり赤外線撮影用のピントが書いてあるものもありますのでそれにあわせて撮影をしていきます。

(デジタルだと背面液晶撮影だとすんなりとれます)

なので広角などで絞って撮ったほうがとりやすいと思います

フィルターが濃いのでスローシャッターになる

IRフィルターはかなり濃いフィルターなので露出がどのくらい落ちるか確認をしっかりやってからフィルムで使うのが良いと思いますデジタルで一度試してみたり、単体露出計にあててみたりとかあたりを付けてから使うのがおすすすめです

かなりスローシャッターになると思いますので三脚は必須です

【作例】PENTAX645 イルフォードSFX200で赤外線撮影 スノー効果が美しい

新緑が気持ちがいい代々木公園で撮影しておりますので気持ちの良い新緑写真をご覧いただけたらと思いますwww

【作例】赤外線写真 SFX200 PENTAX645
PENTAX-A 645 55mmF2.8 IR720 15秒

どうでしょうこの気持ちの良い新緑の感じ

というのは冗談として、緑の葉っぱであろう部分がきれいに真っ白になっていますよねこれがスノー効果なんです綺麗ですね

カメラはPENTAX645を使っていてIRフォルターをつけた状態でカメラ内の適正露光で15秒でした

デジタルでは赤外線撮影をやったことあるのですがフィルムでは初なのでいい感じにスノー効果が出て嬉しいです 

【作例】赤外線写真 SFX200 PENTAX645
PENTAX-A 645 55mmF2.8 IR720 15秒

枝ぶりのカッコいいところを見つけて撮影をしてみました赤外線撮影は通常の撮影よりも枝が細かくう写る気がします葉っぱ透過してるのかな?

【作例】赤外線写真 SFX200 PENTAX645
PENTAX-A 645 55mmF2.8 IR720 15秒

そうこの日赤外線撮影だって意気込んでい行った割に雲が多くて空が真っ白気味なんですよね。赤外線撮影は真っ黒に落ちるらしいんですけどその辺はもう一つな感じです。 露光させすぎ?すごいオーバーすぎるかな? 

【作例】赤外線写真 SFX200 PENTAX645
PENTAX-A 645 55mmF2.8 IR720 15秒

この辺のカットはとても好きな感じ超秒露光で水面がツルツルですし小島の木と草がスノー効果でいい感じです

【作例】赤外線写真 SFX200 PENTAX645
PENTAX-A 645 55mmF2.8 IR720 15秒

この辺も木のスノー効果と幹や枝の細かいところまで写っている感がとてもいい・・・ですよね

【作例】赤外線写真 SFX200 PENTAX645
PENTAX-A 645 55mmF2.8 IR720 15秒
【作例】赤外線写真 SFX200 PENTAX645
PENTAX-A 645 55mmF2.8 IR720 15秒

赤外線撮影ではピントがずれるので今までは無限遠撮影でしたが、近接でも撮影をしてみました

実は赤外線撮影での近接はなかなか難しいのですがいい感じとれましたね

赤外線撮影楽しいので是非

ちょっと特殊な撮影方法ですが、赤外線撮影はなかなかおもしろいので興味がある方は是非チャレンジしてみてくださいね

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赤外線写真 SFX200 
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