こんにちわ「髪を切って写真を撮る人」あめちゃん(@amedia_online)です。
軽井沢への初めての家族旅行です。撮影スポットがいいところがないかなと事前調査をしたところ軽井沢は撮影スポットのオンパレードです。
三笠ホテルもそのうちのひとつで、写真好きの間では撮影スポットとしてとても有名です。
僕がこの記事で使えたいのはただ一つで。
旧三笠ホテルはとにかく撮影が楽しいスポットだ
という事。
そんな事を感じてもらえたらいいなと思います。
風立ちぬのモデルになったとか。ならなかったとか・・・明治時代の洋風建築。
旧三笠ホテルはジブリ映画の風立ちぬのホテルのモデルになったとかならなかったとか。色々諸説はあるようですが
建物は1905年(明治38年)に竣工した日本人の設計による純西洋風建築で、また文化人財界人が多く宿泊したことから、「軽井沢の鹿鳴館」とも呼ばれていた。
wikipediaより引用
という明治からある建築物なのでとても雰囲気があります。
とりあえずまずは外観から。


旧三笠ホテルの館内すべてがアンティークでフォトジェニック。
旧三笠ホテルはその昔は上流階級の社交場として使われていたホテルだそうで。かなりの数の部屋数があり、その各部屋ごとにアンティークな椅子やテーブル、家具、が配置してあります。
それはもうカメラが趣味の人からすると大好物なわけで・・・・
アンティークな雰囲気をかみしめながら撮影をしてきましたのでご覧下さい。

この写真の構図はもしかしたら旧三笠ホテルとは知らずに見たことがある人も多いのかもしれません。
僕もその一人で。事前に三笠ホテルについて調べて初めてここなんだって知りました。

まっすぐで柔らかい外の光につつまれた廊下。その先の扉、その先の緑。
ここは三笠ホテルに入って右を向いただけ。
僕はこれだけで
あぁ。三笠ホテルに来て良かった・・・
こう思うわけです。

旧三笠ホテルのカーテンは美しい。ドレープに当たる光の濃淡。(意味わからないかもしれないですけど・・・)
色気があるカーテン。

窓際にテーブルとイス。軽井沢の山の中のホテルですから、昔の人はここに座ってゆっくり過ごすのが最大の贅沢だったんだろうなと思う。

アンティークショップにありそうなパステルカラーの緑の扉。アンティーク風ではなく本物のアンティーク。
古い物ってなんでこんなに人をひきつける魅力があるのだろうとかそんなことをふと思う。
洋服でもビンテージとか古き良きものが好きな僕にはたまらない。

ガラスのシェードでしかも色つき花柄。現代ではなかなかみないですよね。


個人的にこの写真がとても好き。個人的には・・・・いや全部好きなんだけど。これは特に。
窓の外の光を丁寧に撮影する。
都内にもたくさん洋館があるのですがなぜか特に旧三笠ホテルは素敵に見えました。
光の入り方が素敵
これが理由でした。
館内は薄暗く窓の外から入ってくる光が時に強く、時に優しく
アンティークな内装をより印象的なものにしてくれる気がします。

僕は映画が結構好きでクラシックな洋画とかを見たりすることも多いのですが、そのワンシーンの様な錯覚を覚えるくらい雰囲気があります。


椅子の背もたれが色が変わって擦り切れていますね。たくさんの人がこの椅子を引いて何か書物をしていたのでしょうか。
旧三笠ホテルには色々なタイプの椅子が置いてあります。豪華な椅子、普通の椅子、革張りの椅子、この写真みたいな涼しげな椅子。
撮影が終わって記事を書きながら今思えば不思議だなと感じました。
その当時のものかもわからないので、アレですが、旧三笠ホテルの部屋にもランクがあったりしたのかなぁ~とか想像してみたりしながら記事を書いています。

この洗面台。無駄にカッコイイ。
なんなんでしょう陶器の白い艶は。この写真と下の写真はホテルの裏手の部屋で撮影しています。直射日光はなく周りに生えている木の緑で、自然に写真の色が緑かぶりをしていますね。
あ・・・楽しすぎて家族の写真撮るの忘れた。
となるくらい楽しかったというと。なんとなく夢中に写真を撮りまくっていた様子が分かっていただけるかと思います。

旧三笠ホテルの撮影を成功させるためのポイント
- 軟調での撮影で部屋の中を暗くなりすぎないようにする。
- 部屋の垂直や平行に気を遣う
- 撮影が難しい光の加減の場合もあるのでRAWでの保存がおすすめです。
旧三笠ホテルは正面側の部屋は太陽がすごく当たる方向に建っています。なので前の側の部屋だと晴れの日はかなり光が強く入ってきます。
そこも気を付けたいポイントかなと思いました。
晴天の日の撮影は特に難しい。ベストは曇りの日の方
今回撮影した日が快晴でとても撮影するのに苦労しました。
室内で撮影をするのに天気が関係あるの?と疑問に思うかもしれません。
三笠ホテルは椅子や、テーブル等が窓際に配置してあってとても素敵な構図になっています。窓際に配置してあるがゆえに外の光の影響をちょくにうけるので難しかったりします。
- 室内に露出を合わせると、窓の外が白とびしてしまう
- 窓の外を適正露出にすると、室内が露出不足になってしまう
このふたつをどうバランスよく撮影するのかというのにとても悩まされた撮影になりました。
三笠ホテルへのアクセスや施設情報

三笠ホテルは軽井沢駅から離れています。軽井沢での旅行客の足はレンタサイクルを利用して移動をしている人がおおいです。
我が家は小さい子供がいるのでバスを利用しましたが、本数がかなり少ないためしっかりと時間を確認して行動した方がいいともいます。
所在地 | 長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢1339-342 |
TEL | 0267-42-7072 (旧三笠ホテル) |
開館時間 | 9時 ~ 17時 (入館は16時30分まで) |
休館日 | 年末年始 |
入館料 | 大人400円(団体300円) 子ども200円(団体150円)
団体は20人以上です |
【まとめ】軽井沢に来たら100%行ってほしい撮影スポットだった。
今回の撮影をしてカメラが好きなら100%楽しめるから絶対に行ってほしいスポットだというとこです。
旧三笠ホテル。満足度高いですよ。
富士フイルムな独り言
今回もいつも通り。X-T2とXF16-55mmf2.8のレンズで撮影をしています。旧三笠ホテルはフィルムシュミレーションのクラシッククロームとの相性が本当にさいこうですね。
ただ今回はがっつりとRAW現像しています。平行や垂直の問題もあったし、細かい暗部の調整もしたかったのです。
最近JPEG撮って出しからRAWで現像する機会もふえてきました。色々やってみたいですね。
FUJIFILM 標準ズームレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR