こんにちわ「髪を切って写真を撮る人」あめちゃん(@amedia_online)です。
富士フイルムのレンズはマクロレンズを除くと寄れないレンズが多くてちょとウィークポイントになっていいるかもしれません。
なのでもうちょっとよれたらいいなぁ・・・・
と思っている人も多いはずです。
実は苦手なマクロ撮影を補えるアイテムが富士フイルム純正から発売しています。
今回ツイッターで仲良くさせてもらっているおっちゃん(@diyakinaito1)さんにMCEX-16を譲っていただくことになりました。
マクロレンズを買うほどではないけど、マクロの撮影をもっとしたいという方に向けて使った感想や作例と使用感などをお話していきます。
マクロエクステンションチューブ「MCEX-16」と「MCEX-11 」とは?
マクロエクステンションチューブとは、レンズとボディの間に挟んで使うアダブターで、レンズの最大撮影倍率を高くしてくれるものです。富士フイルムの純正では「MCEX-16」と「MCEX-11」の二種類があって数字が大きい16のほうが最大撮影倍率が高くできるアイテムになっています。
これを付けるだけでどんなレンズでも、最大第撮影倍率があっぷしてしまうなかなか、便利なアイテムなんですね。。
マクロエクステンションチューブを使用している時の特徴は?
前置きとして使用している時の特徴を説明したいと思います。
- 普段の最短撮影距離よりも寄った所でピントが合うようになる事があげらあれます。
- それと遠景はピントが合わないです。
この寄れるようになって最大撮影倍率が上がるのでいっけんデメリットなんてなさそうに思いますが、元から最短撮影距離が短いレンズに関してはレンズと被写体がくっつくくらいになってしまうことも・・・
このことを踏まえて特徴をみていきます。
MCEX-11の特徴
- こちらのほうが相性のいいレンズが多く、使用しやすい。
- 標準域のレンズでも比較的使いやすい。
FUJIFILM エクステンションチューブ MCXE-11 MCEX-11
そうそう。MCEX-11に関してはこちらの記事が参考になります。
私が使っている富士フイルムのレンズは最大撮影倍率の低い、被写体に寄れないレンズが多いです。 マクロレンズも純正では2本だ…
MCEX-16 (今回はコレ)の特徴
- 最大撮影倍率がかなり伸びる。
- 広角域はレンズに近くなってしまって実用的ではない。
- 標準~中望遠レンズあたりが使いやすい。(ズームも望遠端など)
FUJIFILM エクステンションチューブ MCXE-16 MCEX-16
で!MCEX-16を選ぶ人べき人は?マクロレンズの変わりが欲しい人。
そうここが本題です。
使い勝手が良さそうなMCEX-11ではなくMCEX-16をあえて選ぶ人はよりマクロレンズの代わりになる様なアイテムが欲しいわけです。
使用している人が多そうなレンズの倍率を書き出してみる。
レンズ名 | レンズ単体の撮影倍率 | MCEX-16着用時倍率 | 着用時被写体からレンズ先端(mm) |
XF60mmf2.4Macro | 0.5(ここをベース) | 0.76 | 143mm |
①XF35mmf1.4 | 0.17 | 0.61 | 55mm |
XF56mmf1.2 | 0.09 | 0.39 | 138mm |
②XF90mmf2 | 0.2 | 0.4 | 280mm |
今回僕の手持ちのレンズでは①と②で撮影をしてみました。そうここで見ていただきたいのが、最大撮影倍率と、被写体からレンズの先端までの距離の関係性です。
この関係性を何となく把握しながら表をみるのと見ないのでは全く違います。
XF35mmf1.4標準単焦点の場合の使用感
XF35mmf1.4ではXF60mmf2.4の0.5倍を超えています。そのかわり、被写体から5.5cmという近さになってしまっていて影が映りこむか心配です、影が入り込まない撮影環境を作れるのであれば最大倍率が高くていいですね。
実際に撮影した感じはこのくらいの距離感です。かなりよるので、f1.4がかなりボケすぎます。絞って撮影をするのですが、なかなkシャッターピードの確保が難しいという感じはしました。(室内撮影なので)
この距離で撮影した写真が下になります。
結構迫力ある感じで撮影が出来ます。なんせXF60mmf2.4を超えた撮影倍率になっていますのでかなりマクロレンズの代用になっているのではないでしょうか。
MCEX-16は中望遠レンズの人はかなり扱いやすい。
続いては中望遠レンズです。中望遠では先ほどの表では0.4倍付近の倍率になっていてハーフマクロにややたりません。ただ最短撮影距離が絶妙に使いやすい距離で撮影が出来るのでとても快適にマクロ撮影が出来ると思います。
僕が所持しているレンズはXF90mmf2というレンズになるのでそちらを使って使用感を書いて行きます。
ちなみにXF90mmf2は割と寄れるレンズですのでそちらの記事も参考にどうぞ。
XF90mmf2では最大撮影倍率が0.2⇒0.4倍になっています。最短撮影距離は、28cmとなっています。これは被写体からも距離をしっかりとれて撮影がしやすいかったです。
とりあえず0.4倍がどのくらいの倍率かを用意いしてみました。
あ・・・この作例に関してはよなよな撮影していたら変なテンションになってこんなことに・・・w。
ストロボ撮影が楽しいですね。ニッシンのi700Aという初心者向けのを使っていますのでそちらも興味があったら記事をどうぞ。
ニッシンデジタル Di700A+Air1キットを使えば基本的なストロボ撮影が出来る⇒
どうでしょう。0.4倍は思ったよりもよれるとおもいませんか??個人的には0.4倍の倍率で少し距離を持って撮影が出来る中望遠単焦点はかなり扱いやすいと感じました。
MCEX-16を買って一番お得なのはもしかしてXF56mmf1.2を持っている人?
ここからは今の検証を元に思った感想なのですが、XF56mmf1.2といえば富士フイルムのレンズでかなり最大撮影倍率が低いレンズになっています。ただMCEX-16を付けた場合の最大撮影倍率が0.39倍となり、XF90mmf2の0.4倍とほぼ同等になっています。
今まで寄れなかったXF56mmf1.2が急に寄れるレンズに化ける。
こうなる可能性がどうやらありそうです。
個人的にはXF56mmf1.2ユーザーさんは表から見るとなかなか良さそうな気がします。
まぁあくまで検証をしながら表を観た感想なのですが。レンズが化けるアイテムになりそうですね。
どうしても心配な人はMCEX‐11がおすすめですよ~