こんにちわ「髪を切って写真を撮る人」あめちゃん(@amedia_online)です。
H-1で初登場をしてX-T3にも搭載されたフィルムシミュレーション「ETERNA(エテルナ)」でアンダーな露出で瓶をたくさん撮影してきました。エテルナとはどんな感じの色になるのかそんなところを楽しんでもらえてばいいなと思います。
ただ瓶が撮りたかっただけなんだ…
フィルムシミュレーション「ETERNA(エテルナ)」とは?
動画撮影に適したフィルムシミュレーションとして登場したのがエテルナです。落ち着いた発色と豊かなシャドウトーンが特徴となっています。すべてのフィルムシミュレーションの中で最も軟調になっていて、今までエテルナが出るまでは、最も軟調なのがPro Neg. STDでしたがさらにその上をいく軟調となっています。
公式では以下の通りに言っています。
特定の色がコミュニケーションしすぎないように彩度はおさえめ、また全体の雰囲気が伝わりやすいように階調は広くなる。 映画製作者やカラーグレーディングをする人の間では”シネマ・ルック”とか、”フィルム・ルック”と呼ばれる、映画特有の画質設計。
シネマ・ルックって言葉いいですね。僕は映画大好きっ子(元大手レンタルショップで働いてた)なので、シネマ・ルックという言葉が結構グッときます。
映画のワンシーンでいうと薄暗い部屋でタバコをすっているシーンとかそんなイメージをした時に、部屋が真っ暗で何も見えないなんて映画はあまりないですよね?(エイリアンVSプレデターは暗くて見えなかったな・・・・)
階調が広いと、薄暗い中でも部屋がどうなっていて、壁の質感とか、肌の色とか、そういった感じの質感がしっかり描くことがきてシーンの情景や深みが出ると思います。
映画好きですみません
軟調と硬調について。
- 軟調とは、光が弱く影も出ていないソフトな描写の写真のことです。
- 硬調とは、光が強く影も出て陰影が強い描写の写真のことです。
軟調硬調は簡単に言ってしまうとこんな感じです。富士フイルムのカスタム設定で言うところの「シャドー」の項目に当たるところになっています。
シャドーをプラスに振ると影が濃く黒くなっていって硬調になります。逆にシャドーをマイナスに振ると影が薄くなって軟調になっていきます。
この感じは富士フイルムユーザーだとなんとなく体感でわかるかもしれません。
ということでエテルナは軟調を超えた超軟調というフィルムシミュレーションになっているということです。
アンダーな露出で色をエテルナでつぶさずに表現する。
というわけで瓶を撮影してみました。ただただ瓶を好きなだけ撮影してみました。
部屋の電気は落として、光源は左後ろから少しあります。
個人的にこの感じの暗い部屋ところを軟調で仕上げていくのがとても好きで、こんな記事を書いています。
超軟調で仕上げた写真がほとんどの記事
黒で潰さないで、アンダーな露出で色を残すのがとても好きなんです。
実際はかなり暗い部屋ですが、しっかり暗部の色が粘っているので、木の質感や瓶の色やガラスの質感、光の反射、ビンの影とかそういった質感がリアルにわかります。
黒を黒くするというのも楽しいですが、アンダーな露出の中で、色を保たせるというのも楽しいんです。
透明な瓶もまんぞくな感じで撮影ができました。
どうでしょう?
フィルムシミュレーションのエテルナで撮るアンダーな瓶。
撮影用にお洒落な瓶はおすすめ
なにか撮影する時にインテリアとしてお洒落な花瓶とかあると何かと便利です。同じものはないですがいい感じのをチョイスしてみました。
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エテルナはとても楽しい。
個人的にはエテルナの超軟調は僕が撮りたい写真の方向性に合っていてこれだけでもX-T3を買った意味があるのではと思っています。X-T3だと低照度がー3EVまでAFがあうようになっていますのでこういった環境の撮影はさらにやりやすいです。
いままでX-H1やX-T3を持っていてエテルナをあまり使っていなかった人は夜の暗がりでつかってみませんか???
エテルナ楽しいよ~~~2018年11月現在ついているのは2機種ですね。
X-T3に初搭載されたカラークロームエフェクトもすごい!!
こちらもX-T3にXマウントとしてはじめて搭載されたカラークロムエフェクトという機能です。こちらはうって変わって高彩度、高輝度な被写体に濃淡をつける機能になっています。
カラークロームエフェクトの記事はこちら