X-T3とXF55-200mmf3.5-4.8を使って夜の野外ライブを撮影。スポーツファインダーモードとISO25600を使用してみた体験談。

こんにちわ「髪を切って写真を撮る人」あめちゃん(@amedia_onlineです。

先日自由が丘で「女神まつり」というお祭りがあり、そのお祭りの日の夜に歌手を招いて野外ライブをするというのが恒例になっています。

せっかくの夜の野外ライブなので、富士フイルム「X-T3」と望遠レンズ「XF55-200mmF3.5-4.8」で撮影に挑戦してみました。

広告

夜の野外ライブの撮影は難しい?実際に撮影してみて感じたこと。

XF55-200mmF3.5-4.8で夜ライブ撮影

夜のライブ撮影をして難しかったと思うポイントは次のとおり。

  • シャッタースピードの確保
  • 歌手は常に動いている
  • 高感度耐性がどこまで耐えれるか
  • 会場の大きさによってはズームが必要(焦点距離が足らない)
  • ズームレンズは基本的には暗い(大三元を除く)
  • 三脚は使えない
  • 照明で目まぐるしく状況が変わる

ライブ中は歌手はずっと動いています、もちろん音楽のジャンルもあるとはもいますが、楽器をしている人もノリノリだとかなり動きがあります。

まず一番確保したいのがシャッタースピードになりますね

そんな中での夜の撮影なので、とにかくISO感度をどこまで使えるのか…f値はできるだけ開放がいいなどを意識して確保していきます。

ライブ会場
ライブ会場の人ごみ

もちろん明るいレンズで単焦点で撮影ができるのであればいいですが、上くらい人が多いと前の席に行けるとは限りません。この日も途中からライブを見に行ったので、かなり後ろの方からの撮影でした。正確な距離はわかりませんが(20~30mくらいでしょうか??)なので必然的にズームで撮影することになりました。

XF55-200mmF3.5-4.8で夜ライブ撮影
ISO(6400) f値(6.4) ss(50)

ISO6400では少しシャッタースピードを稼ぐのが厳しいです。(なんか勝手にf値が絞られてた)ライブを撮影するのにシャッターピードが1/50はさすがに遅いですね。手がぶれてしまっています。富士フイルムは高感度耐性は思った以上に強いので、今回みたいなシチュエーションでISO感度はもう少し上げてISO12800は実用範囲内であると思いました。

※今回の記事は実験的にISO25600まで使用しています。

沢山枚数を撮った体感ですが、シャッタースピードが1/125位からは、被写体ブレが少なくなっているかなという印象です。(大きい動きが無く演奏しているときなどは)

[the_ad id=”12819″]
広告

XF55-200mmf3.5-4.8 は焦点距離からすると明るいズームレンズなのでシャッタースピードを稼ぎやすい

XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS

やはりこのレンズ焦点距離は84mmから305mmというズーム域で、4.5段分の手ブレ補正機能搭載というスペックですから大三元レンズを除けば明るめで優秀なレンズなんだと思います。

今回の撮影のシチュエーションには向いているレンズであるとおもいます。実際に撮影していると前に人がいるので、ファインダ―をのぞきながら撮影するのが難しく、手を上に伸ばして撮影する感じでしたので4.5段分の手振れ補正が活躍してくれていました。

[the_ad id=”12819″]

XーT3のスポーツファインダーモードをクロップ用として使う。

XF55-200mmF3.5-4.8で夜ライブ撮影XF55-200mmF3.5-4.8で夜ライブ撮影

XーT3から新しく実装されたスポーツファインダーモードという機能。

1.25倍にクロップ(1600万画素)をして撮影領域の外側を表示させて動きの早いものを撮影フレーム外から確認して撮影できるというも機能なんですが。単純にデジタルテレコンとしてクロップとして使えることに気がつきました。

上の写真は同じ場所から撮影をしています。少し大きく撮影ができています。

XーT2やXーPro2などはデジタルテレコンという機能自体がついていないので少しの倍率ですがクロップできるのはかなりありがたいですね。

予想外にもISO25600が普通に使えた。ノイズがそこまで気にならない。

XーT3になって高感度耐性が悪くなったと言われていましたが、実際にどのくらい実用的に使えるのかと思い使用してみました。なかなかAPS-C機でISO25600を使う機会が無いですし、僕自身X-T3の常用ISO感度は6400くらいかなと思っています。

フルサイズの高感度モンスター機でなければ無理だと思っていたのですが、意外な結果です。

XF55-200mmF3.5-4.8で夜ライブ撮影
ISO(25600) f値(5,6) ss(2500)

どうでしょうか思ったよりも見れる写真になっているのでは無いでしょうか??

手前の観客の黒い部分にはノイズが乗っているのがわかりますがステージのしっかり照明が当たっているところにはそこまでノイズが気にならない感じです。(これもスマホではあまり分からず、PCで見るとわかります)

もちろん等倍鑑賞をしたら粗が目立ちますが、ブログに掲載するサイズのでは実用的な感度かもしれません。

ISO25600は絶対に使わないのではなく最終手段としては使える範囲であるという事が分かった。

先入観で無理だと思っていましたが実際にやってみると意外と結果は違っていたりするんですよね。

夜の野外ライブで躍動感を出すにはシャッタースピードを確保しなければならない、 ISO25600も許容範囲。

今回のステージの照明がしっかり明るい場合(ライブだと大体ステージの照明はしっかりしているでしょうが)ISO12800でもブレが無い写真のシャッタースピードが確保できるように感じました。

その先の躍動感がある写真を夜に撮ろうとなると、もう少しシャッタースピードが必要になりますね。そんな時は思い切ってISO25600を使ってみるのもありかもしれません。

XF55-200mmF3.5-4.8で夜ライブ撮影
ISO(25600) f値(4.8) ss(1600) 頭を振っている

夜の野外ライブでシャッタースピードが1/1600が出ているのはたいへんありがたいですよね。

XF55-200mmF3.5-4.8で夜ライブ撮影
ISO(25600) f値(4.8) ss(2000) ジャンプして頭がボンバー

こっちは1/2000が出ています。夜にこのシャッタースピードを出そうと思うと多少無理をしなければなりません。実験的にISO25600を使ってみましたが、僕の中ではかなりの好感触です。

[the_ad id=”12819″]

【まとめ】予想以上にX-T3のISO25600とスポーツファインダーモードが活用できた。

今回夜の野外ライブというなかなか無いシチュエーションでの撮影でした。普段使わない機能をフルに使って実験的に撮影できたことはかなり有意義で、新しい発見がありました。

スポーツファインダーモードも、本来の使用方法ではなくとも、あとちょっと焦点距離が足らない時とかに、クロップとしてはかなり使いやすい機能かなと思います。

今回の大収穫はISO25600の使用感を探れた事が大きいかと思います。もちろん常用ではないですが、緊急事態には使えるんだというのをこの記事を機会に知ってもらえたらいいなと思います。

XF55-200mmf3.5-4.8でも暗いという人にはf2.8のズームが一番お勧めです。

Xf55-200mmf3.5-4.8がベストかと言われると、本来はXF50-140mmf2.8という大三元ズームがベストでしょう。気になる比較記事もありますのでそちらも合わせてご覧ください。

XF55-200mm XF50-140mm

悩む人も多い富士フイルムの望遠レンズXF55-200mmF3.5-4.8とXF50-140mmF2.8を比較レビューしてみた。【フジレンタル通信vol.3】

【Amazonプライム会員限定】Kindle Unlimited 3か月無料体験キャンペーン (7/12 水まで)

クリックして2,940円⇒0円の表記がでたら対象ですおめでとうございます(‘ω’)

Kindle Unlimitedが3ヶ月無料キャンペーンページへ⇒

 

 

 

 

広告
XF55-200mmF3.5-4.8で夜ライブ撮影
最新情報をチェックしよう!
テキストのコピーはできません。