こんにちわ「髪を切って写真を撮る人」あめちゃん(@amedia_online)です。
つい先日も上野にある、「旧岩崎邸庭園」に行ってきたばかりですが。井の頭線の駒場東大前にある、旧前田公爵邸洋館に行ってきました。
⇒富士フイルムXF14mmF2.8Rで建築(洋館)撮影が最高に楽しい | 旧岩崎邸庭園に行ってきました
洋館洋館三昧になっていますが、都内にはいくつも旧○○邸というかんじの洋館とか文化財の古民家が沢山あります。洋館(撮影)系が好きな人には旧前田公爵邸は涎物の建築物なのでお勧めスポットだと思います。

しかも見学料は無料です
今回撮影に使用した機材
今回は撮影の予定が無かったのでしっかりした準備が無かったのですが、手持ちのOM-D E-M5mk2と手持ちのレンズでM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ の一本だけで撮影してきました。
⇒olympus 12-50mm F3.5-6.3 EZをレビュー!マクロの性能は?画質は?普段使いできるのか。
もう廃盤になってしまったオリンパスのキットレンズなのですが、僕の好きなレンズでずっと使っています。換算で24-100mmでまぁまぁ暗くて写りも普通な感じなのですが、OM-D E-M5mk2の強力なボディ内手ぶれ補正を活かして、しっかりと絞って撮影してみました。
東大がある駒場東大前駅にある、旧前田公爵邸
井の頭線駒場東大前駅から閑静な住宅街を歩くこと10分で、目黒区立駒場公園へ着く。井の頭線自体は縁があって何度も乗る路線なのですが、駒場東大前駅は降りるのは初めてです。
駒場東大前駅という駅は、名前の通り東大のキャンパスがあるようです。さてそんな駅にある「旧前田公爵邸」は閑静な住宅街の中にあります。
あるいて11分ほど。知らない土地で住宅街の中を歩くので、地図は必ず確認しながら行った方がいいかなと思います。(記事最後き地図あり)
住宅街の隙間に、駒場公園東門の入り口が出てきます。もう少し回り込むと多分正門(HPみると正門がありそうなのですが)が出てくるとは思うのですが、駅から一番近かったのでこちらの入口から。
入口を入って進んでいくと、左手に木の間隠れに和館が見えてくる。さらに奥へ進むと、若草色の屋根に赤レンガ張りの洋館が目の前に現われる。この洋館と和館が、旧前田公爵邸になります
旧前田公爵邸 洋館
さて先ほどの道を歩いていくと、旧前田公爵邸が見えてきます。
昭和4年から5年にかけて、前田家16代当主前田利為侯爵は、駒場の約1万坪の敷地に、地上3階地下1階建ての洋館と、これを渡り廊下で結んだ2階建て純日本風の和館とを相次いで竣工させた。マツ・ケヤキ・イチョウ・シラカシなどうっそうと茂る駒場野の林をそのまま生かした奥庭や芝生の広場。使用人も100人以上いたという前田侯爵邸は、当時東洋一の大邸宅と人々の目を見張らせたものだった。
目黒区 歴史を訪ねて 旧前田家本邸 より引用
僕は歴史は全然詳しくないので、説明をみてもあまりピンと来ないのですが、歴史にも興味を持ちながら撮影したりするとより楽しいのだろうなと思います。
さてこちらが旧前田公爵邸の外観です。レンガつくりで、重厚感があるかんじです。ちょっとこの角度から見ると、ドラクエとかにありそうな、お屋敷というか・・・(語彙力・・・)

そして中はもっとドラクエの世界・・・というのは冗談として。
実生活ではまず触れることのないような豪華絢爛な内装や、お城にいるような感覚を覚えてしまうくらい素敵な邸宅です。豪華絢爛とかいてまいすが、ただケバケバしいというようなイメージではなく、落ち着いてるところは落ち着いてるという感じ。
一階
入ってすぐの一階には真っ赤な絨毯が敷き詰められています。入ってすぐから「おぉぉ~」と声が思わず上がってしまうくらいすごいです。
シャンデリアとか。石の柱とか
入ってすぐの右の部屋は、テーブルと椅子が並んでいて、お茶をすることができるようです。

一番奥の部屋は、壁紙が金色ですごい華やかさのある部屋だなという感じのお部屋です。こういった日本人が住んでいた、洋館といわれるもののなかで僕が見た中で旧前田公爵邸洋館は豪華なお屋敷だなぁと入ってすぐに思いました。
ちょっとなんか違うんですよね!!!
2階

こちらは、大きい机があるので、仕事部屋でしょうか。
後ろにはすごい立派な本棚もありますしね。


部屋の名前が婦人の間かどうかは忘れましたが、そんな感じの名前が付いていました。先ほどみた一階の金色の部屋のピンク色版みたいな感じですが。これはさすがに落ち着かない・・・w
奥様方が集まっておしゃべりでもしていたのかな~


個人的にはここの部屋の雰囲気が一番好きというか落ち着く感じがします。他の豪華な部屋が嫌いとかではなく異世界を楽しめる感じでいいのですが、私は庶民なので、やっぱりこのくらい落ち着いている部屋が好きみたい。
ここのソファーは座っていいみたいなので、本当は座っている妻と息子を撮ろうとしたら、息子が飽きてて全く座ってくれなくて断念。
この雰囲気で撮れたらいいのになぁと思ったんだけど。

色々なお屋敷を観て思うのですが、どこもすべての部屋が、豪華にしてあるというわけではないなというのは最近気が付きました。来客の人をおもてなしする部屋とか、そいうところはどこも華やかなお部屋になっていますね。

旧岩崎邸庭園もそうですが、入口(玄関)の方から遠いほど、落ち着いた印象の部屋が増えるという気がしました。
中庭



旧前田公爵邸 和館
こちらは旧前田公爵邸の和館です趣のある、落ち着いた雰囲気の邸宅になっています。こちらも無料で見学することが出来ます。


庭が見える和室では、照明がシャンデリアになっていたりして。大正ロマン的な雰囲気も感じたりします。

先ほどの、旧前田公爵邸の洋館からするととてもこじんまりしていますが、とても雰囲気のよい和室です。
落ち着きますねW
施設情報
休館日 | 月曜日・火曜日(ただし祝日の場合は開館) |
開館時間 | 洋館 9:00~16:30
和館 9:00~16:00 |
見学料金 | 無料 |
お問い合わせ先 | 洋館 03-3466-5150
和館 03-3460-6725 |
東洋一の大邸宅と言われた邸宅を無料で見学してみよう。
はじめて、旧前田公爵邸を見学して、東洋一の大邸宅と呼ばれた凄さを見た気がしました。豪華な装飾が好きか嫌いかは別として、建物としての凄さ、歴史に触れながら見学するのはとてもいいなと思います。
しかもこんなに見応えがあるのに無料で見学できるのですから、是非おすすめしたいスポットです。
建築物撮影好きにおすすめの記事はこちら
⇒富士フイルムXF14mmF2.8Rで建築(洋館)撮影が最高に楽しい | 旧岩崎邸庭園に行ってきました
⇒【超穴場撮影スポット】代官山の旧朝倉家住宅で和と洋が融合する大正ロマンな空間を撮影してきた